make(旧Integromat)の使い方・料金を徹底解説!

こちらの記事では、make(旧Integromat)について解説しています。

make(旧Integromat)の導入からツール別の連携方法・料金まで解説していますので、参考にしてください。

 

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make(旧Integromat)とは?

make(旧Integromat)とは、異なるツール同士を連携できるノーコードツールです。

業務自動化をすることに適しており、企業の管理部門などにおすすめです。

通常、外部のツールと連携をするためには、APIなどを利用する必要があります。

APIは、手軽に外部サービスを導入できますが、連携するツールによって方法が大きく異なるといったデメリットがあります。

その反面、Integromatを利用することで連携するツールによって連携方法が大きく異なることを防げます。

最初は難しいと感じるかもしれませんが、以下の章でmake(旧Integromat)の導入方法から実際の開発方法までを解説していますので、参考にしてください。

 

Integromatの使い方|導入

まだ、Integromatを導入していない方は、以下の手順を参考にしてください。

お使いのブラウザがchromeの場合、自動翻訳機能を使用できますので、ご活用ください。

STEP.1

STEP.2
「Get started – it’s free!」をクリック。

STEP.3
登録情報を入力し「SIGN UP FOR FREE」をクリック。

以下の情報を入力後、チェックボックスにチェックをしてください。

  • 名前
  • メールアドレス
  • パスワード

「Google」「Facebook」「GitHub」アカウントでも登録できます。

STEP.4
入力した送信される認証メールを確認する。

認証後、設定したアドレスとパスワードを入力し「SIGN IN」をクリック。

STEP.5
質問内容を入力。

以下を入力後、「CONTINUE」をクリックしてください。

  • 会社概要
  • 会社での自身の立場
  • 会社の規模
  • コーディングスキルのレベル

STEP.6
画像の画面になれば完了。

「Let’s go!」をクリックすることで、簡単なチュートリアルで学習できます。

 

Integromatの使い方|操作画面

次に、Integromatの操作画面の使い方を解説します。

 

STEP.1
ダッシュボードにアクセス

画面上部のグラフでモジュールの使用状況を確認できます。

STEP.2
「Create a new scenario」をクリック。

STEP.3
「+」をクリックしてモジュールを追加。

STEP.4
連携するツールを選択。

「Search」からツールを検索できます。

*今回はGmailを選択します。

STEP.5
トリガーを選択。

STEP.6
モジュールの各項目を入力。

STEP.7
同じ要領で次のシナリオを追加

STEP.8
画面左下の「Run once」をクリックして動作の確認をして完了。

操作画面の大まかな使い方は以上です。

より詳しいツール連携の方法につきましては、以下の章でツール別に解説していますので、参考にしてください。

 

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Integromatの使い方|ツール別

Integromat(インテグロマット)のツール別の使い方につきましては、それぞれの記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

  • Integromat(インテグロマット)の使い方|LINE関係
  • Integromat(インテグロマット)の使い方|Slack・Bubble関係
  • Integromat(インテグロマット)の使い方|Googleツール関係
  • Integromat(インテグロマット)の使い方|notion関係
  • Integromat(インテグロマット)の使い方|開発

 

Integromatの使い方|LINE関係

IntegromatとLINEの連携方法につきましては、以下の記事を参考にしてください。

合わせて読みたい

 

Integromatの使い方|Bubble・Slack関係

IntegromatとBubble・Slackの連携につきましては、以下の記事を参考にしてください。

合わせて読みたい

 

Integromatの使い方|Twitter関係

IntegromatとTwitterの連携につきましては、以下の記事を参考にしてください。

合わせて読みたい

 

Integromatの使い方|Googleツール関係

IntegromatとGoogle関連ツールとの連携につきましては、以下の記事を参考にしてください。

合わせて読みたい

 

Integromatの使い方|notion関係

Integromatとnotionの連携につきましては、以下の記事を参考にしてください。

合わせて読みたい

 

Integromatの使い方|開発

Integromatの勤怠管理システムの開発につきましては、以下の記事を参考にしてください。

合わせて読みたい

 

Integromatの料金プランは5つ!

※スマホでご覧の方はスクロール(→)できます。 FREE BASIC STANDARD BUSINESS PLATINUM
オペレーション 1,000/月 10,000/月 40,000/月 150,000/月 800,000/月
転送データ容量 100MB/月 1GB/月 20GB/月 70GB/月 220GB/月
Minimum interval 15分 5分 1分 1分 1分
Maximum number of active scenarios 2 Unlimited Unlimited Unlimited Unlimited
Scenario execution timeout 5分 10分 20分 30分 40分
Internal data storage 1MB 10MB 40MB 150MB 500MB
Max number of data stores 1 3 10 20 40
Max size of a single file 5MB 30MB 40MB 50MB 75MB
Webhook queue size 10 100 1,000 10,000 10,000
Incomplete executions store 1MB 10MB 40MB 150MB 500MB
Price per 10,000 extra operations or 10 GB of data transfer (Add-on) n/a $9 $8 $7 $5
Unlimited number of scenarios
Access to all premium apps
Unlimited number of modules in a scenario
Customer support Limited Limited Priority Priority
Cooperation of multiple users
Advanced scheduling

引用:https://www.integromat.com/en/pricing

Integromatの料金『オペレーション』とは?

1オペレーションとは、1つのモジュールを1回実行することを指します。

シナリオを実行すると表示される吹き出し内の数で、オペレーションをカウントすることができます。

下記画像のシナリオは、左のToolsモジュールに与えられた「What’s<br>operation」という文字列を、真ん中のText parserモジュールでHTMLからテキストに変換します。

このシナリオは、1+1+1=3オペレーションとなります。

下記画像のシナリオは、Repeaterモジュールが数字の1、2、3を順に生成します。それをHTMLテキストに追加した後、テキスト形式に変換するシナリオです。

このシナリオは、1+1+3+3=8オペレーションとなります。

参考:https://www.integromat.com/en/help/counting-the-number-of-operations

 

Integromatに関するよくある質問

  • Integromat vs Zapier vs IFTTT
  • Integromatの条件分岐について
  • Integromat(とInstagramは連携できる?
  • Integromatの活用例は?
  • Integromatのデメリット・できないこと
  • Integromatの学習方法は?

それぞれ解説します。

 

Integromat vs Zapier vs IFTTT

業務管理ツールとして多く利用されている「Zapier」「IFTTT」とIntegromatの比較は以下の表を参考にしてください。

ツール名 Integromat Zapier IFTTT
初期費用 0円 0円 0円
料金 無料~ 無料~ 無料~
同時アクティブフロー数 3 2 5
同時実行数 無制限 10 3
ステップ数 2 無制限 2
総ステップ数 無制限 1,000ステップ 100タスク
最大実行時間 15分 15分 15分
DB機能
最適な人 個人~企業 企業 個人
URL Integromat Zapier IFTTT

IntegromaはDB機能もあり、個人から企業まで対応できるおすすめのツールです。

 

Integromatのデメリット・できないことは?

Integromatのデメリットとして、繰りかえしの動作に弱い点が挙げられます。

データを繰り返し処理する場合などにモジュールの使用が多くなるため、上位のプランの契約が必要になる場合があります。

データを繰り返し処理する動作の例としてTwitterの自動ツイートが挙げられます。

データを繰り返し処理する機能を実装する場合は注意してください。

また、Integromatは連携できるツールが膨大なため、エラーが起きた場合などに、それぞれのツールのエラーの解決策についての情報が少ないデメリットもあります。

サポートに問い合わせれば対応してくれますが、日本語に対応していないため、英語に不慣れな方は、エラーが起きたとき、解決に時間がかかることがあるようです。

 

 Integromatの条件分岐について

Integromatの条件分岐(ルーター)

Integromatの条件分岐の機能は『ルーター』と呼ばれています。

その他、Integromatの内部機能は下記の通り、名前がついています。

  • トリガー(シナリオを実行するモジュール)
  • 検索(シナリオ実行用データの検索)
  • ルーター(条件分岐で処理を変える機能)
  • イテレーター(大きなデータを細分化する機能)
  • アグリゲーター(細かいデータをまとめる機能)
  • フィルター(条件に適合するデータのみ処理)
  • 関数・演算子(計算、日付、文字列処理が可能)
  • サイクル/ループ(シナリオで一定処理を繰り返す)
  • データストア(ビルトインの簡易データベース)
  • エラー制御(エラー制御の振る舞いを定義)

引用:https://integromat.ethical.works/ 

下記、Integromatの条件分岐(ルーター)について、参考記事です。

合わせて読みたい

 

IntegromatはInstagramと連携できる?

Instagramからデータを取ってくることはできますが、DM送信など、投稿の自動化などはできません。

Integromaと連携できるツールにつきましては、以下のサイトを参考にしてください。

合わせて読みたい

  • Integromatと連携できるツール一覧>>

 

Integromatの活用事例

Integromat(インテグロマット)の活用事例として、【Nocode DB】のTwitterアカウントもIntegromatと連携して、自動ツイート機能を導入しています。

また、社内の勤怠管理システムにつきましても、Integromatを活用して作成しています。

合わせて読みたい

 

Integromatの学習方法

Integromatの公式が提供しているチュートリアルは、日本語に対応していませんが、質が高く英語が理解できれば、充分に学習することが可能です。

しかし、チュートリアルが日本語に対応するのは、かなり先になると考えられます。

Nocode DBでは、随時Integromatの使い方を追加していきますので、活用してください。

 

Integromat|まとめ

Integromatについて解説しましたが、参考になったでしょうか?

連携ツールとして、ZapierやIFTTTが多く利用されますが、それらと比較してIntegromatはコストパフォーマンスが高く、多くのツールに対応しています。

制限はあるものの、基本的な機能は無料から使用することができますので、まずは実際に利用してみることをおすすめします。

また、NoCode DBを運営するツクル事業部は、ノーコードを活用した業務効率化を支援しています。

ツール間の連携や業務の自動化など幅広く対応していますので、お気軽にご相談ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

IntegrmatがMakeに代わりました

Integrmatは2022年2月22日に「Make」に代わりました。

Integrmatの環境もまだお使いいただけますが、今後半年をめどに新環境への移行をしていただくのがよいかと思います。

詳しくは以下の記事をご覧になってください。

IntegromatはMakeへと進化しました