こちらの記事では、make(旧Integromat)について解説しています。
make(旧Integromat)の導入からツール別の連携方法・料金まで解説していますので、参考にしてください。
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make(旧Integromat)とは?
make(旧Integromat)とは、異なるツール同士を連携できるノーコードツールです。
業務自動化をすることに適しており、企業の管理部門などにおすすめです。
通常、外部のツールと連携をするためには、APIなどを利用する必要があります。
APIは、手軽に外部サービスを導入できますが、連携するツールによって方法が大きく異なるといったデメリットがあります。
その反面、Integromatを利用することで連携するツールによって連携方法が大きく異なることを防げます。
最初は難しいと感じるかもしれませんが、以下の章でmake(旧Integromat)の導入方法から実際の開発方法までを解説していますので、参考にしてください。
Integromatの使い方|導入
まだ、Integromatを導入していない方は、以下の手順を参考にしてください。
お使いのブラウザがchromeの場合、自動翻訳機能を使用できますので、ご活用ください。
以下の情報を入力後、チェックボックスにチェックをしてください。
- 名前
- メールアドレス
- パスワード
- 国
「Google」「Facebook」「GitHub」アカウントでも登録できます。
認証後、設定したアドレスとパスワードを入力し「SIGN IN」をクリック。
以下を入力後、「CONTINUE」をクリックしてください。
- 会社概要
- 会社での自身の立場
- 会社の規模
- コーディングスキルのレベル
「Let’s go!」をクリックすることで、簡単なチュートリアルで学習できます。
Integromatの使い方|操作画面
次に、Integromatの操作画面の使い方を解説します。
画面上部のグラフでモジュールの使用状況を確認できます。
「Search」からツールを検索できます。
*今回はGmailを選択します。
操作画面の大まかな使い方は以上です。
より詳しいツール連携の方法につきましては、以下の章でツール別に解説していますので、参考にしてください。
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Integromatの使い方|ツール別
Integromat(インテグロマット)のツール別の使い方につきましては、それぞれの記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
- Integromat(インテグロマット)の使い方|LINE関係
- Integromat(インテグロマット)の使い方|Slack・Bubble関係
- Integromat(インテグロマット)の使い方|Googleツール関係
- Integromat(インテグロマット)の使い方|notion関係
- Integromat(インテグロマット)の使い方|開発
Integromatの使い方|LINE関係
IntegromatとLINEの連携方法につきましては、以下の記事を参考にしてください。
Integromatの使い方|Bubble・Slack関係
IntegromatとBubble・Slackの連携につきましては、以下の記事を参考にしてください。
- Webhookで、Bubbleの入力データをスプレッドシートに送信する>>
- チャット作成方法とSlackへの自動通知【その1】>>
- チャット作成方法とSlackへの自動通知【その2】>>
- チャット作成方法とSlackへの自動通知【その3】>>
Integromatの使い方|Twitter関係
IntegromatとTwitterの連携につきましては、以下の記事を参考にしてください。
Integromatの使い方|Googleツール関係
IntegromatとGoogle関連ツールとの連携につきましては、以下の記事を参考にしてください。
- Googleカレンダーの日程に応じたZoomリンクを自動で作成・送信する>>
- 携帯の位置情報を自動で取得し、Googleスプレッドシートに記録する方法>>
- Google Driveに保存した画像を、自動でJPEG変換&サイズ調整する方法>>
- Gmailに添付されたファイルを自動でGoogleドライブに保存する方法>>
Integromatの使い方|notion関係
Integromatとnotionの連携につきましては、以下の記事を参考にしてください。
Integromatの使い方|開発
Integromatの勤怠管理システムの開発につきましては、以下の記事を参考にしてください。
Integromatの料金プランは5つ!
※スマホでご覧の方はスクロール(→)できます。 | FREE | BASIC | STANDARD | BUSINESS | PLATINUM |
---|---|---|---|---|---|
オペレーション | 1,000/月 | 10,000/月 | 40,000/月 | 150,000/月 | 800,000/月 |
転送データ容量 | 100MB/月 | 1GB/月 | 20GB/月 | 70GB/月 | 220GB/月 |
Minimum interval | 15分 | 5分 | 1分 | 1分 | 1分 |
Maximum number of active scenarios | 2 | Unlimited | Unlimited | Unlimited | Unlimited |
Scenario execution timeout | 5分 | 10分 | 20分 | 30分 | 40分 |
Internal data storage | 1MB | 10MB | 40MB | 150MB | 500MB |
Max number of data stores | 1 | 3 | 10 | 20 | 40 |
Max size of a single file | 5MB | 30MB | 40MB | 50MB | 75MB |
Webhook queue size | 10 | 100 | 1,000 | 10,000 | 10,000 |
Incomplete executions store | 1MB | 10MB | 40MB | 150MB | 500MB |
Price per 10,000 extra operations or 10 GB of data transfer (Add-on) | n/a | $9 | $8 | $7 | $5 |
Unlimited number of scenarios | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
Access to all premium apps | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | |
Unlimited number of modules in a scenario | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
Customer support | Limited | Limited | ✔ | Priority | Priority |
Cooperation of multiple users | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | |
Advanced scheduling | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
引用:https://www.integromat.com/en/pricing
Integromatの料金『オペレーション』とは?
1オペレーションとは、1つのモジュールを1回実行することを指します。
シナリオを実行すると表示される吹き出し内の数で、オペレーションをカウントすることができます。
下記画像のシナリオは、左のToolsモジュールに与えられた「What’s<br>operation」という文字列を、真ん中のText parserモジュールでHTMLからテキストに変換します。
このシナリオは、1+1+1=3オペレーションとなります。
下記画像のシナリオは、Repeaterモジュールが数字の1、2、3を順に生成します。それをHTMLテキストに追加した後、テキスト形式に変換するシナリオです。
このシナリオは、1+1+3+3=8オペレーションとなります。
参考:https://www.integromat.com/en/help/counting-the-number-of-operations
Integromatに関するよくある質問
- Integromat vs Zapier vs IFTTT
- Integromatの条件分岐について
- Integromat(とInstagramは連携できる?
- Integromatの活用例は?
- Integromatのデメリット・できないこと
- Integromatの学習方法は?
それぞれ解説します。
Integromat vs Zapier vs IFTTT
業務管理ツールとして多く利用されている「Zapier」「IFTTT」とIntegromatの比較は以下の表を参考にしてください。
ツール名 | Integromat | Zapier | IFTTT |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
料金 | 無料~ | 無料~ | 無料~ |
同時アクティブフロー数 | 3 | 2 | 5 |
同時実行数 | 無制限 | 10 | 3 |
ステップ数 | 2 | 無制限 | 2 |
総ステップ数 | 無制限 | 1,000ステップ | 100タスク |
最大実行時間 | 15分 | 15分 | 15分 |
DB機能 | ✕ | 〇 | ✕ |
最適な人 | 個人~企業 | 企業 | 個人 |
URL | Integromat | Zapier | IFTTT |
IntegromaはDB機能もあり、個人から企業まで対応できるおすすめのツールです。
Integromatのデメリット・できないことは?
Integromatのデメリットとして、繰りかえしの動作に弱い点が挙げられます。
データを繰り返し処理する場合などにモジュールの使用が多くなるため、上位のプランの契約が必要になる場合があります。
データを繰り返し処理する動作の例としてTwitterの自動ツイートが挙げられます。
データを繰り返し処理する機能を実装する場合は注意してください。
また、Integromatは連携できるツールが膨大なため、エラーが起きた場合などに、それぞれのツールのエラーの解決策についての情報が少ないデメリットもあります。
サポートに問い合わせれば対応してくれますが、日本語に対応していないため、英語に不慣れな方は、エラーが起きたとき、解決に時間がかかることがあるようです。
Integromatの条件分岐について
Integromatの条件分岐(ルーター)
Integromatの条件分岐の機能は『ルーター』と呼ばれています。
その他、Integromatの内部機能は下記の通り、名前がついています。
- トリガー(シナリオを実行するモジュール)
- 検索(シナリオ実行用データの検索)
- ルーター(条件分岐で処理を変える機能)
- イテレーター(大きなデータを細分化する機能)
- アグリゲーター(細かいデータをまとめる機能)
- フィルター(条件に適合するデータのみ処理)
- 関数・演算子(計算、日付、文字列処理が可能)
- サイクル/ループ(シナリオで一定処理を繰り返す)
- データストア(ビルトインの簡易データベース)
- エラー制御(エラー制御の振る舞いを定義)
引用:https://integromat.ethical.works/
下記、Integromatの条件分岐(ルーター)について、参考記事です。
IntegromatはInstagramと連携できる?
Instagramからデータを取ってくることはできますが、DM送信など、投稿の自動化などはできません。
Integromaと連携できるツールにつきましては、以下のサイトを参考にしてください。
- Integromatと連携できるツール一覧>>
Integromatの活用事例
Integromat(インテグロマット)の活用事例として、【Nocode DB】のTwitterアカウントもIntegromatと連携して、自動ツイート機能を導入しています。
【翻訳引用】
✨ しかし、それだけではありません。外部同期を構築した後は、自動化のための条件付きロジックを導入する予定です… https://t.co/fOI905TfDw, world…#ノーコード #翻訳速報https://t.co/vYnUBC6p52— NoCode DB|日本最大級のノーコードデータベース (@NoCodeDB) December 10, 2021
また、社内の勤怠管理システムにつきましても、Integromatを活用して作成しています。
Integromatの学習方法
Integromatの公式が提供しているチュートリアルは、日本語に対応していませんが、質が高く英語が理解できれば、充分に学習することが可能です。
しかし、チュートリアルが日本語に対応するのは、かなり先になると考えられます。
Nocode DBでは、随時Integromatの使い方を追加していきますので、活用してください。
Integromat|まとめ
Integromatについて解説しましたが、参考になったでしょうか?
連携ツールとして、ZapierやIFTTTが多く利用されますが、それらと比較してIntegromatはコストパフォーマンスが高く、多くのツールに対応しています。
制限はあるものの、基本的な機能は無料から使用することができますので、まずは実際に利用してみることをおすすめします。
また、NoCode DBを運営する「ツクル事業部」は、ノーコードを活用した業務効率化を支援しています。
ツール間の連携や業務の自動化など幅広く対応していますので、お気軽にご相談ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Integrmatは2022年2月22日に「Make」に代わりました。
Integrmatの環境もまだお使いいただけますが、今後半年をめどに新環境への移行をしていただくのがよいかと思います。
詳しくは以下の記事をご覧になってください。