【初級者向け】Google Driveに保存した画像を、自動でJPEG変換&サイズ調整する方法|ノーコード開発ナレッジ【Integromat】

この記事では自動化ツールIntegromatを使用して、Googleドライブに保存した画像ファイルを、自動でJPEG変換し、サイズ調整する方法を解説します。

用意するアカウント

以下2つのアカウントを用意して下さい。いずれも無料プランで大丈夫です。

  • Integromat(https://www.integromat.com)
  • Google

シナリオの作成

1.Googleドライブの設定

“Google Drive – Search for Files/Folders”モジュールから始めます。

Connection > Addから、任意の接続名称を入力し、”Continue”をクリックします。

接続したいGoogleアカウントを選択し、リクエストを許可します。

*過去にIntegromatとGoogleアカウントを接続したことがあれば、”Connection”から選択した後、同様にリクエストを許可します。

各項目を以下の通り設定する。

  • Choose a Drive : 検索対象のフォルダが含まれるドライブを選択。
  • Choose a Folder : 検索対象のフォルダを選択。専用のフォルダを作成しておくと管理しやすいです。
  • Retrive : ファイルを取得するか、フォルダを取得するかを選ぶ。本記事は画像ファイルが対象なので、”Files”を選択
  • Search : ファイル名などで絞りこめるが、本記事では対象フォルダ内の全ての画像ファイルを対象にしたいので、設定しない。
  • Limit : ファイル取得の上限を決める。

続いて、”Google Drive – Download a File”を追加します。

“File ID”はSearchモジュールから得る値を指定し、”OK”をクリック。

これでGoogleドライブの設定は完了です。

2.画像の変換とリサイズ

“Image – Convert a Format”モジュールを追加します。

“Source file”はDownloadモジュールの画像を選択し、”Output format”は”JPG”を指定します。

“Image – Resize”モジュールを追加。

各項目を以下の通り設定します。

  • Source file: JPG変換後のファイルを選択する。
  • I want to : 高さと幅の比率を保持したままリサイズ(”Change the image dimensions while maintaining the height/width ratio”)あるいは、高さと幅のサイズを指定(”Change the image dimensions to a specified height and width”)から選択する。*切り取りではなく、サイズ変更

これで画像の変換とリサイズ設定は完了です。

3.Googleドライブにアップロード

最後に、編集した画像ファイルをGoogleドライブの別フォルダに保存します。

“Google Drive – Upload a File”モジュールを追加します。

保存先のフォルダを指定し、リサイズ後の最終バージョンをアップロードします。

これで、全ての設定が完了しました。

実行結果

Googleドライブに画像をいくつか保存し、シナリオを実行しました。

JPG変換、サイズの変更どちらも実行されました。

以上が、Integromatを使用してGoogleドライブに保存した画像ファイルを、自動でJPEG変換し、サイズ調整する方法ですWordpressの記事投稿で、ロゴやアイキャッチ画像など、同じサイズに画像を揃えたいとき、画像をJPGにして軽くしたいとき、便利なシナリオです。

ぜひ、使ってみて下さい。