こちらの記事では、ノーコードツールThunkableについて解説しています。
Thunkableの使い方・料金などその他詳しく解説していますので、参考にしてください。
目次
Thunkableとは?
Thunkableとは、モバイルアプリの開発に特化したノーコードツールです。
日本語には対応していませんが、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で初心者の方でも簡単にアプリの開発ができます。
また、iOSとAndroidに自動で対応しており、PROプラン以上の有料プランを契約することで、ストアに公開することができます。(モバイル・Webアプリどちらでも可)
アプリの開発に不慣れな初心者の方におすすめのツールです。
Thunkableでできること
Thunkableでできることとして、以下の点が挙げられます。
- iOSとAndroidのどちらにも対応している
- 人工知能を搭載している
- 無料プランから利用できる
- 外部サービスと連携できる
- サポートが充実している
それぞれ解説します。
iOSとAndroidのどちらにも対応している
Thunkableは、iOSとAndroidのどちらにも対応しており、あらゆるスマートフォンでの動作に対応しています。
人工知能を搭載している
Thunkableは、ディープランニングに基づく画像認識機能を搭載してます。
無料プランから利用できる
Thunkableは、無料からアプリの開発ができます。
開発の経験が浅い方におすすめのツールです。
外部サービスと連携できる
Thunkableは、Airtable・Firebase・One Signalなどの外部サービスとの連携ができます。
サポートが充実している
英語のみのサポートになりますが、無料プランからコミュニティに参加することができ、基本的なサポートを受けることができます。
Thunkableの使い方
Thunkableの使い方を解説します。
以下の手順に従って実際にThunkableを使ってみてください。
Thunkableの使い方|登録
まず、Thunkableの登録方法を解説します。
Thunkableに登録していない方は、以下の手順を参考に登録してください。
chromeを利用している方は、自動翻訳機能を利用することをおすすめします。
今回は、Googleアカウントを選択します。
Thunkableの使い方|アプリ開発
- プロジェクト名
- カテゴリー
入力後、「Create」を入力してください。
Thunkableの料金
▶プラン別の料金表
プラン | FREE | STARTER | PRO | BUSINESS | ENTERPRISE |
料金/月 | 0$ | 13$ | 38$ | 167$ | 問い合わせ |
料金/年 | 0$ | 150$ | 450$ | 2000$ | 問い合わせ |
規模 | 個人向け | 企業向け |
Thunkableの料金は、「FREE」「STARTER」「PRO」「BUSINESS」「ENTERPRISE」に分けられます。
FREE・STARTER・PROは、個人向けであり、BUSINESS・ENTERPRISEは、企業向けのプランになっています。
上位のプランになるほど、使用できる機能が増える、ストレージの容量が増えるなどのメリットがあり、より本格的な開発が可能になります。
料金プラン別の機能につきましては、以下を参考にしてください。
料金プラン | FREE | STARTER | PRO | BUSINESS | ENTERPRISE |
プロジェクト制限 | 10 | 20 | 制限なし | 制限なし | 制限なし |
アカウントストレージ | 200MB | 500MB | 1GB | 無制限 | 無制限 |
プライベートプロジェクト | ✕ | 1 | 50 | 無制限 | 無制限 |
利用可能なダウンロード | 2ヵ月 | 25/月 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
コラボレーション | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 |
コミュニティサポート | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
メッセージングのサポート | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 |
優先メールサポート | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 |
専任担当者 | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 |
オンボーディングサポート | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 |
App Store+Playストアの公開 | ✕ | ✕ | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
Webアプリ | ✕ | ✕ | 2つ | 5つ | 5つ |
iFrameのWebアプリ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 |
ライブテスト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アプリ支払い | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 |
Admobの統合 | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 |
カスタムブランディング | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 |
Webflow統合 | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 |
カスタムフォントのインポート | ✕ | ✕ | ✕ | 準備中 | 準備中 |
引用:価格設定
また、Thunkableは無料から利用できますが、以下のデメリットがあります。
- 作成したアプリにThunkableのロゴが表示される
- プライベートプロジェクトの利用ができない
趣味程度にThunkableを利用する場合は、無料プランでも充分ですが、ビジネスで利用する場合はPROプラン以上の契約をおすすめします。
料金プランに関係なく、Thunkable公式のコミュニティに参加することができ、基本的なサポートは受けられますので、興味のある方は実際に利用してみることをおすすめします。
*上記の料金とは別に、AdMobによるアプリ内の広告や、Stripeを介したアプリ内支払いの少額の処理料金など、特定のコンポーネントの使用に対して維持費が別途費用としてかかる点に注意してください。
Thunkableに関するよくある質問
- Thunkableで作られたアプリの事例
- Thunkableと他サービスの比較
それぞれ解説します。
Thunkableで作られたアプリ・ゲームの事例
BALANCED KITCHEN
URL:https://balancedkitchen.eu/
Thunkable以外のアプリを開発できるノーコードツール
▶Glide
Glideはスマホアプリの開発に特化したノーコードツールです。
データをスプレッドシートに管理することができるほか、豊富なテンプレートを利用することで誰でも簡単にアプリを開発できます。
参考:Glideの口コミ・評判は?利用方法や導入のメリット・デメリット>>
▶AppSheert
AppSheertは、業務を効率化できるノーコードツールです。
Googleサービスとの連携ができ、個々のサービスをまとめて管理することができます。
参考:AppSheetとは?使い方・料金・autmation・日本語化・在庫管理まで解説!>>
▶Adalo
Adaloは、ネイティブアプリの開発に適したノーコードツールです。
パワーポイントのスライドを作成する感覚で操作でき、テンプレートを利用することで、数分でアプリの開発ができます。
Bubbleは、本格的なアプリの開発を行いたい方におすすめのノーコードツールです。
他のノーコードツールと比較して柔軟な開発ができる点が特徴です。
参考:Bubble(ノーコード)の使い方について。料金まで詳しく解説!>>
Thunkable|まとめ
Thunkableについて解説しましたが、参考になったでしょうか?
Thunkableを利用することで開発に不慣れな方でも簡単にアプリの開発ができます。
アプリの開発に必要な機能は、無料プランで充分利用することができますので、興味のある方は実際に利用してみることをおすすめします。
しかし、Thunkableはなにかと制限があったりと、できないことも多いです。
より柔軟な開発をしたい方は、「Bubble」などをの利用がおすすめです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。