こちらの記事では、AppGyverについて解説しています。
AppGyverの使い方・料金・日本語化の可否などその他詳しく解説していますので、参考にしてください。
AppGyverとは?
Appgyber とは、2010年にフィンランドで設立されたIT企業です。
2021年にSAPによって買収されたことでも広く知られています。
そして、AppGyverが提供する「Composer Pro」というサービスがノーコードツールとして注目を集めています。
*一般的にComposer Proではなく、Appgyber がツール名として認知されていますので、こちらの記事ではツール名=Appgyber として解説させていただきます。
AppGyverは、アプリの開発に適したノーコードツールであり、ドラッグ&ドロップの操作でアプリを簡単に開発することができます。
そして、AppGyverの最大の特徴は、全ての機能を無料で利用できる点にあります。
厳密にいいますと、収益・資産・アプリの開発費用が1,000万ドル未満の場合に限り無料で利用できますが、日本円で約10億円になりますので、個人で超えることは滅多にないでしょう。
他のノーコードツールも無料で利用できますが、無料プランですと機能の制限が厳しく、本格的な開発をおこなうためには、有料プランを契約する必要があります。
AppGyverは、全ての機能を無料で利用できますので、本格的な開発にも費用をかけずに対応できます。
AppGyverの使い方
AppGyveer の使い方を解説します。
以下の手順を参考に実際にAppGyveer を使ってみてください。
登録
以下の手順を参考にAppgyber に登録してください。
*Appgyber は日本語に対応していませんので、英語に不慣れな方は、翻訳機能などを利用してください。
- メールアドレス
- パスワード
- 苗字
- 名前
- 会社名
- 国
- 利用規約に✓
- ロボット認証
*メールアドレスとパスワード以外は、任意での入力になります。
入力後、「GET YOUR FREE ACCOUNT」をクリックしてください。
個人で利用する場合は、「Set up for personal use」にチェックをし、「CONTINUE」をクリックしてください。
Q.あなたの会社はなにをしている会社ですか?
- ソフトウェアサービス
- ソフトウェア製品
- ノンソフトウェア製品
- ノンソフトウェア・サービス
- その他
Q.会社の規模はどの程度ですか?
- 1人~5人
- 6人~20人
- 21人~100人
- 101人~500人
- 501人~1000人
- 1000人以上
- その他
Q.あなたの会社での役割
- プログラマー
- デザイナー
- 販売員・コンサルタント
- マネージャー
- その他
Q.AppGyveer で何を作りたいか
- 趣味のプロジェクト
- 社内のプロジェクト
- お客様に提供する製品
- 他社の複数のプロジェクト
- その他
Q.AppGyveer に期待していること
- 生産性の向上
- プログラミングを用いずにアプリの開発を行う
- 多くのプラットフォームに対応する
- その他
Q.どのようにしてAppGyveer を知った?
- 友人から
- オンラインレビューや記事
- ディスカッションフォーラム
- ソーシャルメディア
- その他
Tutorial(チュートリアル)
はじめてAppgyber を利用する方は、チュートリアルを活用することをおすすめします。
日本語には対応していないですが、直感的にAppgyverの使い方を学習することができます。
チュートリアル内容は、以下の内容になります。
- ビューコンポーネントの追加
- デバイス上でのプレビュー
- テキスト内容の変更
- コンポーネントスタイルの変更
- ロジックの追加
アプリ開発
アプリの開発は、画像のようにドラッグ&ドロップの操作で行うことができます。
詳細な解説につきましては、以下の記事を参考にしてください。
AppGyverの料金は無料!
先程も記載しましたが、AppGyveer は、全ての機能を無料で利用することができます。
厳密に言いますと、資産・アプリの開発費用が10億円を超えない場合に限り、10億円を超えてしまうと料金がかかりますが、
ほとんどの方が10億円を超えることはありませんので、無料で利用することができるでしょう。
無料で本格的なアプリ開発を行いたい方にAppGyveer は、おすすめなツールです。
その他のアプリ開発におすすめのノーコードツール
アプリ開発ができるAppGyveer 以外のおすすめノーコードツールを紹介します。
Bubble(バブル)
ノーコードツールBubble(バブル)とは、米国に本社を置く、Bubble Group,incが提供するノーコードプラットフォームです。
Webアプリの開発に適しており、ノーコードツールであることから、開発にコーディングは不要です。
一般的にノーコードツールは、カスタマイズ性が低いというデメリットがありますが、Bubbleはカスタマイズ性が高いという特徴があります。
ノーコードツールBubble(バブル)は、日本語に対応しておらず、初心者の方が扱うには難しいですが、使いこなすことでコーディングを用いた開発に見劣りしないレベルの開発が可能になります。
プラン | Hobby | Personal | professional | producution |
---|---|---|---|---|
料金(月額) | 無料 | 29$/月 | 129$/月 | 529$/月 |
登録URL | https://bubble.io/ |
Adalo(アダロ)
Adalo(アダロ)とは、アプリ開発に適したノーコードツールの一つです。
Adaloは、ネイティブアプリの開発ができ、デザインも簡単に仕上げることができる点から多くの人々に利用されています。
Adaloは開発経験が浅く、スマホアプリなどの開発をしたい方におすすめのノーコードツールとなっています。
プラン | Explore | Pro | Business |
---|---|---|---|
料金/月額 | 無料 | 50$ | 200$ |
登録URL | https://www.adalo.com/ |
Glide(グライド)
Glideとは、アメリカ発のアプリ開発用ノーコードツールです。データベースをスプレッドシートで管理でき、プログラミング言語やデータベースの知識がなくても利用できます。
近年急激に認知されてきたノーコードツールの中でも、Glideはスマホアプリの開発に特化したツールです。「自分でアプリを作りたい」という個人のニーズに答え、無料のテンプレートを用意するなど、スタートアップに貢献しています。
システム開発においてもっとも重要とされるのは、データベースの設計です。プログラミング経験のない人でも、Googleスプレッドシートさえ使えれば、自由自在にデータを扱えるようになります。
プラン | Personal App | Pro | Private | EnterPrise |
---|---|---|---|---|
料金/月額 | 無料 | 32$ | 40$+2$ | 問い合わせ |
登録URL | https://www.glideapps.com/ |
Click(クリック)
Click(クリック)とは、「Nocode Japan株式会社」によってリリースされている。アプリの開発に適したノーコードツールです。
ドラッグ&ドロップの操作でアプリを開発でき、開発の際にコーディングは一切不要です。
ノーコードツールの中でも特に簡単に操作することができ、開発経験の少ない方でもアプリを開発できます。
多くのノーコードツールは日本語に対応していないデメリットがありますが、Clickは日本語に対応している点もポイントです。
また、無料からアプリを開発することができ、有料プランにすることで開発したアプリをアプリストアにリリースすることができます。
アップデートもかなりの頻度で行われており、今後も機能の追加が期待されます。
プラン | Free | Starter | Earlier |
---|---|---|---|
料金/月 | 0円 | 1,480円 | 4,980円 |
料金/年 | 0円 | 980円 | 3,980円 |
登録URL | https://click.dev/ |
Thunkable(サンカブル)
Thunkableとは、モバイルアプリの開発に特化したノーコードツールです。
日本語には対応していませんが、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で初心者の方でも簡単にアプリの開発ができます。
また、iOSとAndroidに自動で対応しており、PROプラン以上の有料プランを契約することで、ストアに公開することができます。(モバイル・Webアプリどちらでも可)
アプリの開発に不慣れな初心者の方におすすめのツールです。
プラン | FREE | STARTER | PRO | BUSINESS | ENTERPRISE |
---|---|---|---|---|---|
料金/月 | 0$ | 13$ | 38$ | 167$ | 問い合わせ |
料金/年 | 0$ | 150$ | 450$ | 2000$ | 問い合わせ |
登録URL | https://thunkable.com/#/ |
AppGyver|まとめ
AppGyveer について解説しましたが、参考になったでしょうか?
AppGyveer は、アプリの開発に適したノーコードツールです。
特徴として、全ての機能を無料で利用できる点が挙げられます。
他のノーコードツールも無料から利用できますが、全ての機能を無料で利用できるツールはほとんどありません。
費用をかけずに本格的なアプリ開発を行いたい方は、ぜひ1度利用してみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。