【導入必須】Shopify Paymentとは?手数料や必要な設定を解説!

Shopify Payment

・Shopify Paymentって何?
・Shopify paymentのメリットを知りたい
・Shopify Paymentの手数料や設定方法を知りたい

このような方は、本記事を参考にしてください。

Shopify Paymentについて、以下の内容を解説しています。

  • Shopify paymentとは?
  • 導入するメリット
  • 導入前に知っておきたい注意点
  • 発生する手数料
  • 導入方法
  • その他のおすすめ決済方法

是非、最後までご覧になってください。

 

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Shopify Payment(ペイメント)とは?

Shopify Paymentとは、Shopifyが独自に提供する決済方法です。

初期費用と月額固定費が0円+審査が不要で導入できるメリットがあり、決済手数料に関しては、国内最安水準となっています。

Shopify Paymentを利用することで、以下の決済方法を導入することができます。

  • Apple  Pay
  • Google Pay
  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express

通常、ECサイトに上記の様な決済方法を導入するためには、面倒な審査と作業が必要でしたが、Shopify Paymentを利用することで簡単に導入することができます。

これからShopifyでECサイトを立ち上げる方に、特におすすめの決済方法です。

 

Shopify Paymentのメリット

Shopify Paymentのメリット

Shopify Paymentを導入するメリットを見ていきましょう。

 

①取引手数料が無料

Shopify Paymentを利用する事で、取引手数料が無料になります。

Shopify Paymentを利用しない場合、取引毎にShopifyの料金プランに応じた取引手数料が発生します。

Shopifyの料金プラン別の取引手数料は、以下の表の通りです。

ベーシック スタンダード プレミアム Plus
2.0% 1.0% 0.5% 0.15%

各料金プランの月額料金や手数料について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧になってください。

*Shopify Plusに関しましては、特殊なプランとなりますので、個別で解説しています。

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②導入時の審査が不要

Shopify Paymentの導入に、難しい審査は一切不要です。

Shopifyの管理画面上で必要な情報を入力するだけで、簡単に導入することができます。

通常、ECサイトに決済サービスを導入するためには、多くの手間と時間がかかっていましたが、Shopify Paymentを利用する事で、それらのストレスから解放されます。

*売上金を引き出すために書類の提出が必要ですが、審査の間も決済システムを利用することができます。

 

③入金サイクルが最短5日

Shopify paymentの入金サイクル

Shopify paymentの売り上げは、翌週の金曜日に銀行口座に入金されます。

最短 ➜ 5日

最長 ➜ 11日

Shopifyの入金サイクルについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧になってください。

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④越境ECにも対応

Shopify paymentが対応しているクレジットカードのブランドは、以下の世界中で利用される国際ブランドです。

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express

日本円以外の、多通貨決済も可能なため、国外のユーザーに商品を販売する越境ECにも適しています。

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⑤リアルタイムで支払額の確認ができる

Shopify Paymentは、管理画面から簡単に注文や売り上げ・出荷在庫・返金を管理することができます。

保留中の支払いが振り込まれるとメールに通知するといった設定も可能です。

 

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Shopify Paymentの決済手数料

Shopify Paymentを利用することで取引手数料は無料になりますが、決済手数料はかかります。

契約プランやカードブランにより決済手数料が異なるため、注意が必要です。

詳しくは、以下の表をご覧になってください。

決済方法 ベーシック スタンダード プレミアム Plus
VISA・Master Card 3.40% 3.30% 3.25% 3.15%
American Express 3.90% 3.85% 3.80% 3.75%
JCB 4.15% 4.10% 4.05% 3.75%

引用:Shopify Paymentの手数料

*Shopify Paymentに限らず、ECサイトを日本国内で運営する場合、Shopifyの月額利用料金や手数料には、10%の消費税が課税されません。

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Shopify Paymentを導入する際の注意点

Shopify Paymentを導入する際の注意点

Shopify Payment導入する際の注意点を解説します。

 

①コンビニ決済・銀行決済・後払いには未対応

Shopify Paymentは、主要な決済方法に対応しているものの、コンビニ決済・銀行決済・後払いなどには対応していません。

これらを利用したい場合は、別途「KOMOJU」などの決済代行サービスを導入する必要があります。

 

②全ての事業者が利用できるわけではない

Shopify Paymentを利用できるのは、以下の17ヵ国をビジネス拠点とするストアのみです。

  • オーストラリア
  • オーストリア
  • ベルギー
  • カナダ
  • デンマーク
  • フィンランド
  • フランス
  • ドイツ
  • 香港特別行政区
  • アイルランド
  • イタリア
  • 日本
  • オランダ
  • ニュージーランド
  • シンガポール
  • スペイン
  • スウェーデン
  • イギリス
  • アメリカ

引用:Shopify ペイメントでサポートされている国

ビジネス拠点が上記の国に該当しない場合は、他の決済代行サービスで対応しましょう。

 

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Shopify Paymentの導入方法

Shopify Paymentの導入方法は、以下の手順を参考にしてください。

 

①Shopify Paymentを有効化する

まず最初に、Shopify Paymentを有効化しましょう。

設定➜決済設定➜アカウントの設定を完了するの順に進んでください。

他のクレジットカード決済サービスから変更する場合は「プロバイダを変更する」から変更することができます。

*変更する場合、他のクレジットカード決済サービスは停止されますので、注意してください。

 

②登録情報を入力

  • 会社(個人事業主)情報
  • 個人情報
  • 銀行口座(支払い受け取り用)
  • 銀行情報
  • サービスの詳細

上記を入力後「アカウントの設定を完了する」をクリックしてください。

 

③Shopify Paymentの設定

Shopify Paymentに登録ができたら、設定を行いましょう。

有効にしたい項目にチェックを付けてください。

設定できる項目は以下の通りです。

  • 通知
    支払いを受け取った際に、メール通知をするかを設定できます。
  • CVVの認証に失敗した支払いを拒否する
    クレジットカードの裏面にある3桁~4桁のセキュリティコードの入力に失敗した場合に、支払いが拒否されます。
  • 郵便番号の認証に失敗した支払いを拒否する
    クレジットカード会社に登録されている郵便番号と、ストアで入力された郵便番号を比較します。
    認証に失敗した場合は、支払いが拒否されます。
  • 3Dセキュア認証
    VISA・Mastercardを利用する際に、追加認証が必要になります。
  • お支払い方法
    VISA・Mastercard・JCB・American Expresの中から、決済に利用可能なカードブランドを選択することができます。
  • 簡単なチェックアウト
    クレジットカードや配送先などの情報入力が簡単な決済方法を、選択することができます。

 

④決済テスト

Shopify Paymentの設定ができたら、導入した決済手段が正常に動作するか、テストを行いましょう

*テストモードが有効になっていると購入が行えないため、決済テスト後はテストモードを無効にしましょう。

Shopify ペイメントのテスト

 

⑤販売の開始

テスト決済を終えて問題がなければ、販売を開始しましょう。

販売開始後、売上が一定値に達するとShopifyから顔写真付きのIDのアップロードを求められます。

運転免許証やパスポートなど、顔のわかる確認書類を提出しましょう。

*こちらの審査が完了しない場合、売上の支払いが保留となってしまうため、注意が必要です。

 

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Shopifyのその他のおすすめ決済方法

最後にShopifyで利用できるその他の決済方法を紹介します。

Shopify Paymentの導入だけでは、不十分なこともありますので、その他の決済方法も導入することで、よりユーザーの利便性の向上が期待できます。

 

PayPal

PayPal

画像:Paypal

PayPalは、世界中で多く利用されている決済代行サービスです。

お支払い画面でPayPalにログインするだけで決済をすることができ、クレジットカード情報を入力する必要がありません。

*18歳未満は利用することができません。

 

Amazon Pay

Amazon Pay

画像:Amazon Pay

Amazon Payとは、Amazonが提供する電子決済サービスです。

Amazonで商品を購入する際は勿論、Amazon以外のサービスでの決済も可能です。

決済は、Amazonアカウントにログインして商品購入ボタンをクリックするだけの、最短2クリックで完了します。

また、購入履歴もAmazonアカウント内で閲覧することができるので、いつ何を買ったのかを管理しやすいメリットもあります。

 

KOMOJU

KOMOJU

画像:KOMOJU

KOMOJUとは、日本・韓国・ヨーロッパにおいて普及している主要オンライン決済方法に対応した決済代行サービスです。

クレジットカード決済は勿論、コンビニ決済・銀行振り込み・スマホ決済など、幅広い決済方法を導入することができます。

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Shopify Payment(ペイメント)|まとめ

以上、Shopify Paymentについて解説しました。

Shopify Paymentは、対象国であれば、審査不要で簡単に導入できるShopify独自の決済方法です。

簡単に導入できることも大きなメリットですが、最大のメリットは「取引手数料が無料」な点です。

取引手数料は、取引件数が増えるに比例して負担が重くなりますので、無料になることはECサイトを運営する上で、大きなアドバンテージになります。

しかし、後払い決済など、対応していない決済方法もありますので、場合によっては「KOMOJU」などの決済代行サービスと併用して利用する必要もあるでしょう。

また、NoCode DBを運営する「ツクル事業部」は、Shopifyを用いた開発サービスを提供しています。

ECサイトの立ち上げを検討している方は、お気軽にご相談ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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