Reckoner インタビュー

本日は、データ連携作業の工数を大幅削減することができる、クラウド型ETLサービスのReckonerを提供する株式会社スリーシェイク 代表取締役社長 吉田 拓真様にお話を伺いました!

Reckonerはクラウド型ETL/データパイプラインサービスです。プログラムが不要のため、担当者が直観的に操作でき、複雑なデータ連携もストレスフリーで行うことが可能です。

画像:吉田様

◎Reckonerとはどのようなツールですか?

Reckonerは、使いやすさを追求したクラウド型のETL/データパイプラインのサービスです。データの連携作業は通常、調査 → 仕様策定(プログラム設計)→ 実装 → テスト → インフラ構築 → デプロイ → 運用と大変な作業になりますが、Reckonerは全てGUIで完結します。インタラクティブなUIを通じて、誰でも簡単にデータ連携や加工ができます。

◎立ち上げの経緯について教えてください

私自身、10年以上前はインフラレイヤーと呼ばれる領域でSREとして、データ基盤の構築や、その周辺のエコシステムの構築、運用を行っていました。

データ基盤を作っている中で、多くの企業が似た機能をもつシステムを開発しているという状況が見受けられました。

その頃はノーコード/ローコードの言葉自体もほぼなかったのですが、我々がそのようなプラットフォームを提供することで、エンジニアリング工数を減らすことができないか、複雑な開発をすることなく、データ統合を簡単にできる世界を実現できないかと考えました。

同じものを各社がそれぞれ開発することをなくし、誰でも簡単にデータ連携や加工ができるようになることで、世の中がもっと想像的なサービスの開発にリソースを集中できるようにしたいという思いで、Reckonerを立ち上げました。

◎Reckonerの利用者はどのような方が多いのでしょうか?

大きく三つのご要望をお持ちの方にご利用していただいています。

まず一つ目は、データを統合したいという方です。

昨今、多くの企業で色々なSaaSが導入されているので、顧客データやシステムデータが散らばってサイロ化してしまうことが多いんです。そのため、全てのデータを横断して差異を見出したり、マーケティングオートメーションに繋げたり、改善に繋げることが非常に難しいです。

二つ目は、システムの統合をしたいという方です。

近年では一つの企業の中で「AWS」「Google Cloud」「Microsoft Azure」といった複数のクラウドを利用していることが多く、色々なシステムが散らばっている状態が見受けられます。そういった中で、簡単に各システムをデータ連携したいというご要望をお持ちの企業にお選びいただいております。

三つ目は、業務を自動化したいという方です。RPA・iPaaSが普及し、業務の自動化をノーコード/ローコードで実現するという動きが進んでいますが、

複雑なデータを使って、業務の自動化を行っていきたいという場合は、Reckonerをご利用いただいています。

例えば、各社で反社チェックや与信チェックといったものを、業務フローの中で自動化して、判定までオートマチックにする様な事です。

そういった事になると、iPaaSでは難しいロジック判定のシステムが必要になります。

Reckonerを活用することでそれらのロジックを組むことが可能になります。

◎Reckonerの強みを教えてください

Reckonerの特徴は、クラウド型でフルマネージドサービスということと、国内のSaaSと提携していることです。

従来型の海外の製品はオンプレミス型ですので、サーバーを用意する必要があります。Reckonerはクラウド型ですので、保守・運用がまったく不要になります。完全に弊社がベストエフォートで運用していくようなサービスになります。

そのため、運用する人員を配置する必要がなく、スケーラブルでパフォーマンスが非常に良いです。例えば、オンプレミス型製品はハードウェアの成約によって、処理に何十時間かかってしまうことがあるのですが、Reckonerはフルクラウドで作られていますので、非常に大量のデータを複雑なロジックで、短時間で処理することができます。

また、データを転送するだけでなく、加工にも力を入れています。取得したデータを、暗号化したり、圧縮したりするだけでなく、演算したり、プログラムのコードを埋め込むことができるので、非常に拡張性が高いです。

そして、クラウド型ETLの最大の特徴として、連携先の豊富さがあげられます。国内外のSaaS、例えば「SanSan」「kintone」「Salesforce」といった、皆さんがご利用されているクラウドサービスといち早く連携しています。



◎料金について教えてください

Reckonerは完全従量課金制です。

ここは他社サービスと一番大きく異なる部分なんです。一般的なETLサービスは年間一括契約、もしくは月額サブスクリプションの定額課金制です。

Reckonerの場合は、0円からご利用された分だけ請求させていただくという、完全従量課金型で、100円だけ使いたいといったライトユーザー様も気軽に使えるようにしています。これは、ELT商品としては非常に珍しい料金形態となっています。

画像:Reckoner料金システム

◎大体どのぐらいの価格帯で利用されるお客様が多いでしょうか

そうですね、大体月額10万円程でお使いになられている企業が多い印象ですね。

例えば、大規模なECサイトを運営されてるユーザー企業で、毎日SalesforceやGoogleクラウドに溜まっているテラバイト級の顧客情報を取り出し、加工して、CRMとDWHの間でのデーターの差分をなくしたり、更にそこからスコアリングをして業務の自動化に繋げるといった作業で、大体月10万円程度というようなイメージでいただければよいと思います。

他社製品と比較すると、10%〜50%のコストカットが期待できます。中には、毎日何テラバイトも使うようなお客様で、月20万円程度いただくケースもございますが、導入しやすい価格帯でご提供できるように努めています。

◎初めてReckonerを使う方はどのぐらいで習得可能でしょうか?

エクセルのマクロが組めるような方であれば、一日や二日で習得いただけます。また、これまで全くエンジニアリングに携わった事がない方でも、ガイドラインを見ていただいた後、ー週間程度でサクサクご利用いただいた方もいらっしゃいます。一ヶ月や二ヶ月かかったというケースはほとんどありませんね。

ご不明な点がございましたら、テクニカルサポートのメールチャットで受け付けております。また、コンサルティングというような形で、お客様と一緒に並走しながらパイプラインの構築運用を支援させていただいております。

また、弊社自体がSreakeというSRE支援サービスにおいて、データウェアハウスやクラウドの運用を行ってきたプロフェッショナルな会社という強みがあります。

そういった意味で、単純にノーコード/ローコードのそのハブになる部分だけでなく、その周辺のエコシステムに対しても、コンサルティングや、場合によっては構築、運用を支援できることが、他社様との大きな違いだと思います。

◎今後の目標・理想像を教えてください

連携先の拡充に力を入れておりまして、年間で30個以上の連携先を増やしていくことを目標に掲げています。あらゆるSaaSと連携し、システムを統合できるようになることを目指していきます。

また、来年以降の話になりますが、いわゆるiPaaSの要素ですね。

イベントドリブンで、ワークフローが動いていくような仕組みも、どんどん作って、ETLとiPaaSを融合し、新しい市場を作っていくことも目指しています。

最後に、これは3〜5年先のイメージですが、リアルタイムデータ処理とストリーミング処理をできるようにしたいです。例えばWebの行動ログを集約して、どこかに保存したり、秒単位で必要なデータ統合が出来るようにしていきたいです。

◎目標達成する上での課題は何かございますか。

そうですね、やはり連携先が増えれば増える程、弊社側の補修メンテナンスコストが増えていきますので、磐石な開発分業体制が、より一層求められていくと思います。

<Reckonerの情報>

Reckoner公式サイト:https://reckoner.io/

Reckoner公式Twitter:https://twitter.com/reckoner_japan

株式会社スリーシェイク公式サイト:https://3-shake.com/