ZeroOneインタビュー

今回は、ノーコードツールZeroOne(ゼロワン)を提供している、株式会社ファウンダーズの平岡様にインタビューをさせていただきました。

ZeroOneは2022年5月11日にリリースされたばかりのツールです。

現状でも約200名の方に利用されており、ノーコード業界の人々から強く期待されています。

ファウンダーズ、数クリックで社内ツールからWeb3アプリケーションまで作れる日本初のノーコードプラットフォーム『ZeroOne』の提供を開始

画像:平岡様

 

 

◎ZeroOneとはどのようなツールですか?

ZeroOneとは、数クリックで社内ツールからWeb3アプリケーションまで作れる日本初のノーコードプラットフォームです。

 

◎Bubbleと似ている印象ですが、どのような違いがあるのですか?

我々もBubbleを利用して開発を行っていたのですが、Bubbleだけで開発する場合、フルスクラッチで新しく作るなどのご提案になることが多く、新規事業などでしかご提案ができないことがありました。

そのため、BubbleとJidocaを使って連携ができるシステムとして提供していました。

そこで、Bubbleの苦手な連携にロジックを組んで実装する部分を簡単にしたいと思い、今のiPaaSツール機能がついた背景があります。

また、Bubbleですと拡張性や機能追加がプラットフォーム依存になってしまいますので、自前で好きなだけデータベースを広げられるようにしたかったという思いがあります。

加えてサーバーのリージョンも違いますね。

日本の企業様ですとサーバーの場所を気にする方もいますし、緊急のサポートが必要な場合、Bubbleですと英語のみの対応になってしまいます。

ZeroOne は日本語で対応できますので、安心してご利用いただけます。

 

◎誰の何を解決することを目的としているのか教えてください

日本の企業様においてDXが進んでない、進められない方達に、自分たちで安く早く進められるようにしたいというのが大きな目標です。

近年、国としてプログラミングの義務教育化・デジタル庁を立ち上げといった方法で、デジタルにファミリアな人材を増やす対策をしていますが、それだけでは不十分だと考えています。

それらの問題を解決するために我々は2点の解決策を考えています。

1点目は、オフショア開発を簡単にするといった方法で、日本のエンジニア不足を解消する方法です。

2点目は、コードを書けない人がシステムを使える世界観を作る方法です。

ゼロワンを使って開発する人も大事なユーザー様ですが、目指す世界観としては居酒屋の店主の方などがゼロワンを使ってポチポチするだけで、システムの恩恵を受けられるなど、レガシーな業界にいる方が簡単にシステムの恩恵を受けられることを目標としています。

 

◎具体的にどのようなDXを考えていますか?

現状できることが多く、会社の規模や業界を問わず多くのお問い合わせを頂いているため、何かに絞っているわけではありませんが、例として「ERT領域」「Eコマース領域」「Web3領域」が挙げられます。

まず、ERT領域についてですが、ある程度規模の大きい企業様で一部細かな連携を実装する場合に、既存のシステムだとかゆいところに手が届かない場合が多いです。

そこでZeroOne を使い連携をおこなっていただくことで、その後内製化もできるインハウス施策が考えられます。

次に業界を絞りますとEコマース領域が挙げられます。

特にShopify周りのユーザ様になります。

Eコマース領域は市場が大きい割にアナログな方法でやり取りを管理することが多いとよく聞きます。

テンプレートを充実させて直近では、Eコマース領域やWeb3領域に特化していこうと考えています。

 

◎ERTツールは他にもありますが、ZeroOneの強みは何ですか?

まず、イメージとしてゼロワンはiPaaS的な立ち位置になると思っています。

ダッシュボード付きの連携システムを構築することになります。

ですからそもそも、他のツールと立ち位置が違います。

他にもiPaaSツールはありますが、ZeroOneの強みは大きく2点あります。

1点目は、UIビルド機能がついている点が挙げられます。

ZeroOne はダッシュボードを構築して、管理者自身が連携を管理できます。

Zapierにわざわざ移動して、どこのワークフローを設定する必要がなくなるなど、UIビルドがついているiPaaSとして珍しい機能を備えています。

2点目は、数あるiPaaSの中でもかなり複雑で高度な連携が組めることですね。

JSを直接走らせられたり、条件分岐やループ処理もかなり複雑なロジックで構築できます。動的なデータ表現も可能で、ワークフロー上で帰ってきたレスポンスデータを別のワークフローで使うこともできますので、基本的にプログラミングと変わらないくらいの拡張性があります。

 

 

◎どのツールとも被らないポジションのツールなのですね

私自身ノーコードツールを多く使ってきたのですが、かゆいところに手が届かないツールが多いと感じました。

  • Bubble➜複雑なDBを構築する場合に必要、しかしiPaaSが充実していない
  • iPaaS➜単体だと使えず、フロントの構築が必要
  • Webflow➜フロントの構築ができるが、複雑な機能の実装が難しい
  • Adalo➜ネイティブアプリ化できるが、できることがかなり限られる

必要な機能全てを満たせるツールを作りたいと思い、ZeroOne ができました。

ネイティブアプリ化はまだできていませんが、3ヵ月以内くらいには実現したいと考えています。

 

◎受託開発を行う中で得たヒントで活かされていることはありますか?

はい。

受託開発を行う中で顧客の方に共通して求められる内容をそのまま機能にすることもありました。

連携機能がコアになることは、受託開発を行わなければ分からなかったです。

中でもiPaaSの引き合いは強かったですね。

内製化したいニーズが強まっていることをひしひしと感じていまして、企業の担当者様も自分達で運用保守することを気にかけている方が多い印象です。

既存のツールのみですと、連携しかできないなど、内製化に向かないデメリットがありますね。

 

◎最後に今後の理想像や目標を教えてください

先程も説明しました通り、日本の企業様においてDXが進んでいない、進められない方達に、自分たちで安く早くDXを進められるようにしたいというのが大きな目標です。

その他については、ユーザー様の反応をみて、改善を繰り返していくことになります。

また、カスタマーサクセスの充実が重要だと考えています。

細かくは決まっているわけではありませんが、コミュニティとして誰かが誰かの悩みを解決することで経済インセンティブがつくことも考えています。

質問に回答してくれた方にポイントが付き、ポイントを持っている方は新しく追加される機能に対して意見を言えることができれば面白いですね。

加えて近いうちにクラウドソーシング機能をZeroOneに付けたいと思っています。

ZeroOne を活用することで手数料0円のクラウドソーシングを作れるからです。

ランサーズやクラウドワークスがクラウドソーシングサービスとして多く利用されていますが、ZeroOne を使って納品することで手数料が発生しないため、多くの需要があると考えています。

HTML・CSSを使うくらいの感覚で使ってもらえるプラットフォームを作れればと思います。

 

–  本日インタビューした株式会社ファウンダーズ様の情報 –

ZeroOne HP:https://www.zeroone.today/

ZeroOne公式Twitter:https://twitter.com/zeroone_nocode

株式会社ファウンダーズ HP:https://www.founder-z.com/