Shopifyの導入を検討している方で、Shopifyのセキュリティやサーバーの安全性について知りたい方は多いのではないでしょうか?
こちらの記事では、Shopifyのセキュリティ・サーバーの安全性について詳しく解説しています。
Shopifyの導入を検討している方は、ご参考にしてください。
Shopifyとは、世界最大のECプラットフォームです。
ノーコードツールに分類され、プログラミング不要でECサイトを作成できます。
世界中の言語・決済方法を網羅しており、越境ECに強い特徴があります。
参考:Shopify(ショッピファイ)とは?メリット・機能・料金・決済方法・導入まで。
Shopifyのセキュリティは高い
結論、Shopifyのセキュリティは高いです。
Shopifyのセキュリティが高いと言える理由は以下の点です。
- ISMS認証とPCL DSSを取得済み
- 2段階認証
- アクセス制限
- 常時SSL
順番に詳しく解説します。
ISMS認証(ISO28001)を取得済み
ISMS認証は、情報セキュリティマネジメントシステムの世界基準です。
Shopifyは、ISO28001と呼ばれるISMS認証を取得しており、情報セキュリティが高いことがわかります。
ISMS認証の取得条件は以下の点です
- 完全性:正しい情報が保存されている
- 可用性:保存された情報が効率よく取り出せる
- 機密性:限られた人しか情報にアクセスできない
- Shopifyは、全ての項目をクリアしています。
PCL DSS Level1を取得済み
国際的セキュリティ基準。「Payment Card Data Security Standard」の略称で、クレジットカードの保護を目的に作られました。
Shopifyが取得しているLevel1は、国内でもごく少数しか取得しておらず、金融機関と同等のセキュリティの高さを誇ります。
PCl Level1を取得するための条件は以下の通りです。
- 安全なネットワークの構築と維持
- 定期的なネットワークの監視とテスト
- 情報セキュリティポリシーの維持
- カード保護者のデータ保護
- 強固なアクセス制御対策
- 棒弱性管理プログラムの維持
- Shopifyは、全ての項目をクリアしています。
2段階認証
2段階認証を行うことで、外部からの不正アクセスを防止できるなどセキュリティ面の向上を狙えます。
例 ➜ パスワード認証+SMS認証など
Shopifyは、2段階認証が必須となっていますので、その点も安心です。
アクセス制限
アクセス制限機能を使用することで、アクセスする場所・アクセスできる人を指定することができます。
例 :ブログへのアクセス 〇 :商品情報へのアクセス ✕
スタッフによる情報漏洩やヒューマンエラーを防ぐことができますし、ログイン履歴も確認することができるので、トラブルが起きたときでも原因の特定が容易になります。
常時SSL対策
サイトのページをhttps化(常時暗号化)することをSSL化と言い、
一部だけでなくサイト全体をSSL化することを常時SSL化と言います。
常時SSL化することで、IDやパスワードなどの個人情報を抜き取られるリスクを減らすことができるなどのメリットがあるため、
GoogleでもSSL化していないページに警告文を表示させるなど、常時SSL化が主流になっています。
Shopifyで作成した全てのECサイトは自動的にSSL化されていますので安心です。
Shopifyのサーバーは安全性も機能性も高い
ECサイトを運営する上でサーバーの安全性はとても重要です。
サーバーダウンしようものなら、多大の売上の損失に繋がる場合があるからです。
Shopifyのサーバーは稼働率が99.8%と高く、ほとんどの時間で稼働しており、なおかつ24時間監視体制で管理されているなど高い安全性を誇ります。
また急激なアクセスが増加した場合にサーバーが弱いと読み込みが遅くなりダウンすることがありますが、Shopifyの場合はトランザクションに制限がなく、急激なアクセス数増加にも耐えられます。
加えてShopifyのサーバーは、CDNにより読み込みが最適化されており、ページの表示速度の高速化を実現しています。
CDN
アクセスするユーザーに物理的に距離が近いサーバーが応答する仕組み。物理的に距離が近いため、ページの読み込みを最小限に抑えられる。 |
本来何万円と費用を費やしてサーバーの保守を行いますが、Shopifyは29$/月〜の料金を支払うことで、強固なサーバーを利用してECサイトを構築できます。
Shopifyのセキュリティに関するよくある質問
Shopifyのセキュリティに関するよくある質問について解説します。
- Shopifyのセキュリティに関するアプリについて
- Shopifyの情報漏洩について
- ヴィトンなどのブランド品の怪しい広告について
Shopifyのセキュリティに関するアプリについて
Shopifyのセキュリティ対策アプリにつきましては、以下のアプリがおすすめです。
FraudBlock Fraud Prevention
URL:FraudBlock Fraud Prevention>>
ClearSale Fraud Protection
URL:ClearSale Fraud Protection>>
Shopifyの情報漏洩について
2020年9月にShopifyで働いていた人物がShopifyが保有する顧客のデーターを盗んだ事件が起きました。
事件を起こした犯人は既にShopifyで働いておらず、Shopifyはこの事件以降より一層セキュリティ面の強化に力を入れています。
ヴィトンなどのブランド品の怪しい広告について
Shopifyを利用してヴィトンなどのブランド品の偽物商品を販売する悪質ストアの広告を見かけますが、詐欺ですので騙されないようにご注意ください。
Shopifyのセキュリティ|まとめ
Shopifyのセキュリティ・サーバーの安全性について解説しましたが、ご参考になったでしょうか?
Shopifyは、以下の点から安全性が高くセキュリティの高いサービスだと言えます。
- ISMS認証とPCL DSSを取得済み
- 2段階認証
- アクセス制限
- 常時SSL
またShopifyのサーバーは98.8%と高い可動性を誇り、24時間監視体制などにより安心してECサイトを運営できる仕組みになっています。
Shopifyに興味のある方は、無料トライアルから始めることができますので、ご活用ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。