- 教育アプリや学習アプリを開発したい
- 子供向けのアプリを作りたい
- 自作か外注が迷っている
このような方は、本記事を参考にしてください。
教育・学習アプリついて、以下の内容を解説しています。
- 教育・学習アプリの開発に必要な前提知識
- 教育・学習アプリの開発方法
- 教育・学習アプリの開発費用
ぜひ、最後までご覧になってください。
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目次
教育・学習アプリの開発に必要な前提知識
まず最初に、学習アプリの開発に必要な前提知識を解説します。
そもそも教育・学習アプリとは?
教育・学習アプリとは、アプリ上で特定の分野に対して学ぶことができる・学習の進捗率を管理できるといった機能を持つアプリのことです。
従来、学習をする際は紙を用いることが多かったですが、近年はWeb上で学習をしたいというニーズが強まっており、幅広い分野の学習アプリが増えています。
学習アプリは、場所を選ばないことは勿論、スマートフォンと連携するだけで、独自の学習プログラムを構築することができるといったメリットがあります。
また、新型コロナの影響により、オンラインでの学習が推奨されるようになり、ここ2年ほどで学習アプリの需要がより高まりました。
小中学校などの教育の場でも導入が進んでおり、今後も利用される場面が増えていくと考えられます。
教育・学習アプリの種類
学習アプリは、主に「学習型アプリ」「サポート型アプリ」の2種類に分けられます。
それぞれの違いを解説します。
学習型アプリ
画像:スタディサプリ
学習型アプリは、学校の授業の様に特定の分野について学習ができるアプリのことです。
数学・国語・英語のように分野ごとにコンテンツが分けられ、パソコンやスマートフォンがあれば、いつでもどこでも学習ができるため、通学・通勤の隙間時間に利用されることが多いです。
サービス例としては「スタディサプリ」「Progate」などが挙げられます。
また、塾やスクールで授業を受講する場合、数万円~数十万円の料金が発生しますが、学習型アプリは数千円から学習ができるといった点から、学習資金に余裕の無い方にもおすすめのアプリです。
しかし、学習型のアプリは、基本的に録画した授業の動画を元に学習を進めるため、リアルタイムでの質疑応答ができません。
そのため、学習をする際に、一方通行になるデメリットもあります。
サポート型アプリ
画像:Studyplus
サポート型アプリとは、利用者の学習のモチベーションを保つために利用される学習アプリです。
主に学習時間の管理・単語帳の作成・アプリの利用制限といった機能を備えており、これらの機能を活用することで、利用者が学習のモチベーションを高く保てる・学習に集中できるといったメリットがあります。
サービス例としては「Studyplus」「学習記録帳」などの無料で利用できるアプリが多くあります。
しかし、サポート型のアプリはあくまで学習の補助が目的であり、利用者自身にある程度の自走力が必要な点に注意してください。
教育・学習アプリに必要な機能
学習アプリに必要な機能は「学習型」か「サポート型」かによって大きく異なります。
それぞれ必要な機能は、以下の表の通りです。
学習型アプリに必要な機能
機能 | 概要 |
---|---|
動画配信、ダウンロード機能 | 学習用の動画を配信、ダウンロードするため機能 |
テキスト、資料のダウンロード機能 | 学習用のテキスト、教材をダウンロードするための機能 |
学習スコア判別機能 | テスト等のスコアを判定するため機能 |
質問機能 | メンターに質問するための機能 |
目標設定機能 | 学習の目標を設定するための機能 |
進捗率管理機能 | 学習の進捗率を確認するための機能 |
サポート型アプリ
機能 | 概要 |
---|---|
目標設定機能 | 学習の目標を設定するための機能 |
進捗率管理機能 | 学習の進捗率を確認するための機能 |
継続率管理機能 | 学習が続いている日数を管理するための機能 |
リマインダー機能 | 通知で学習を促すための機能 |
アプリの利用制限機能 | 学習中に他のアプリの利用を制限するための機能 |
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教育・学習アプリを開発する3つの方法
教育・業務アプリを開発する方法は、主に以下の3つの方法があります。
- 自作
- アプリ開発会社に依頼
- ノーコード開発会社に依頼
それぞれの開発方法の詳細・メリット・デメリットを解説します。
1.自作する
- シンプルな学習アプリの開発
- 開発費用をとにかく抑えたい
1つめの方法は自作です。
自作することで、開発費用をほぼかけずにアプリを開発できるメリットがあります。
動画配信機能等を備えないシンプルな学習アプリであれば、自作を検討してもよいでしょう。
しかし、プログラミングの知識がない方が、一からアプリを開発する難易度はかなり高いです。
基本的に学習アプリに限らずアプリの開発は、開発会社に相談することをおすすめしています。
2.アプリ開発会社に依頼
- 複雑な学習アプリの開発
- 膨大な教材を管理する必要がある
- 社内に開発できる人材がいない
- 開発をプロに任せたい
2つめの方法は、アプリ開発会社に依頼する方法です。
アプリ開発の経験が豊富な企業に依頼することで、自作では難しい複雑な学習アプリの開発が可能でしょう。
膨大な量の動画教材等も、フルスクラッチで開発することで管理が可能になります。
しかし、フルスクラッチの開発は、開発費用がかなり高くなりますので、予算に余裕のない場合には不向きな開発方法となります。
3.ノーコードで開発
- 開発費用を抑えたい
- 開発工数を抑えたい
- 開発にある程度の自由度が欲しい
- 社内に開発できる人材がいない
- 開発をプロに任せたい
3つめの方法は「ノーコード」で開発する方法です。
ノーコードとは、プログラミング不要でアプリやWebサイトの開発ができる技術のことです。
▶【2022年版】ノーコード開発とは?メリット・デメリットを徹底解説!
フルスクラッチの開発と比較すると、実装機能に一部制限があるなど、開発の自由度は下がりますが、開発費用を約20%~50%抑えられるメリットがあります。
アプリの開発を外注したいけれど、予算を抑えたい方に非常におすすめな開発方法です。
また、自作する際もプログラミングを用いた開発と比較して難易度が下がるため、開発経験はないけど自作をしたいという方は、ノーコードの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
しかし、ノーコードを活用した開発でも、サービスとして公開するクオリティのアプリを開発する難易度は高いです。
*「ツクル事業部」では、ノーコードとプログラミングの両方を開発に用いることで、開発にある程度の自由度を持たせつつも、開発費用を抑えることが可能です。
教育・学習アプリの開発費用の相場
学習アプリの開発費用は、200万円~1000万円が相場です。
実装する機能を絞ったシンプルなアプリであれば、200万円~500万円ほどで開発できますが、多機能なアプリは、800万円以上の費用がかかるケースが多いです。
特に、音声・動画配信機能の実装は、100〜200万円、教材を管理するためのWebシステムの開発は200万円と高額になりがちです。
予算に余裕のない場合は、YouTubeやVimeoなどの動画配信プラットフォームを活用して、開発費用を抑えることをおすすめしています。
また、実装する機能にもよりますが、ノーコードを用いて開発することで開発費用を、約20%~50%削減することが可能です。
そのため、まずは作りたい学習アプリがノーコードで実現可能か、相談することをおすすめしています。
教育・学習アプリを開発する前の注意点
学習アプリを開発する際は、以下の4点に注意してください。
- アプリのターゲットを明確にする
- 最適なUI/UX
- 開発に必要な情報を洗い出しておく
- 納期に余裕を持つ
それぞれ解説します。
1.アプリのターゲットを明確にする
アプリのターゲットを必ず事前に決めましょう。
子供向けの学習内容なのか、資格取得のための専門的な内容かによって、アプリに必要な機能やデザインは大きく異なります。
事前にターゲットを明確にしないことで、ニーズに合わないアプリが出来てしまい、利用者が増えないことに繋がります。
年齢・学習内容・目的・性別など、細かくペルソナを設定することが重要です。
2.最適なUI/UX
学習アプリは対象とするターゲットにより、必要な機能・デザインが大きく異なります。
ビジネス関連の資格について学習したい社会人の方は、シンプルで洗練されたデザインを好む場合が多いですし、子供向けの教育アプリを作る場合、子供が楽しみながら学習をできるように、鮮やかなデザインが良いでしょう。
また、アプリによっては利用者が学習で躓いてしまった際に、FAQページやメンターに直接質問ができる場を提供し、サポートする機能も必要になります。
学習アプリに限ったことではないですが、長く利用されるアプリを作るためには、ユーザー視点で開発することが非常に重要になります。
3.開発に必要な情報を洗い出しておく
学習アプリの開発を外注する場合、事前に開発に必要な情報を洗い出しておきましょう。
開発必要な情報がまとまっていない状態で開発外注すると、要件定義にかなりの時間がかかります。
そのため、稼働時間も長くなり、外注費用も高くなってしまいます。
開発の予算・リリース予定日・必要な機能など、必要な情報を可視化しておくことで、開発までの流れがスムーズになりますので、できるだけ細かくまとめておきましょう。
4.納期に余裕を持つ
学習アプリの開発を外注する場合、納期に余裕をもって依頼をしましょう。
納期に余裕を持たないで依頼をすることで、外注費用が高くなる場合があります。
理由は短期案件の場合、集中して人員を割く必要があり、緊急対応料金を請求される可能性があるからです。
また、納期に余裕がないと、トラブルが発生した際の修正時間も限られているため、依頼を断る企業も増えてきます。
学習アプリの規模にもよりますが、完成まで2か月~4ヵ月ほど余裕をもって依頼することをおすすめします。
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教育・学習アプリの開発|まとめ
以上、学習アプリの開発について解説しました。
学習アプリは「学習型」「サポート型」の2つの種類に分けられ、実装する機能によって大きく開発費用が異なります。
フルスクラッチの開発を外注する場合、約200万円~1,000万円ほどの費用がかかりますが、ノーコードを活用することで、20%〜50%の開発費用の削減が期待できます。
そのため、まずは開発したい学習アプリがノーコードで実現可能か、開発会社に相談してみてはいかかでしょうか。
NoCode DBを運営する「ツクル事業部」は、ノーコードとプログラミングの両方を用いた開発サービスを提供しています。
教育・学習アプリの開発を検討している方は、お気軽にご相談ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。