受発注を電話やFAXでおこなっており、人的ミスや作業効率の悪さからデジタル化したい企業は増えてきています。
しかし、受発注システムの導入を検討しているが、知識がないため一歩踏み出せずにいる企業や、自社に最適なシステム選びに自信がない企業も多いことでしょう。
当記事では、受発注システムのメイン機能6つと導入するうえでのメリット・デメリットを解説します。また、受発注システムの導入に向いている企業とおすすめの受発注システム15社も併せて紹介します。
受発注システムを選ぶうえで大切なポイントや導入時の失敗も軽減できるため、受発注システムを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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受発注システムとは
受発注システムとは、製品の受発注処理をデジタル化して一元管理することで、一連の業務が完結するシステムです。
在庫管理や請求書・支払書などの管理もおこなえるため、企業全体で効率よく利用できます。また、外部システムと連携をすれば、さらなる業務拡大となるでしょう。
これまで、電話やFAXにておこなっていた受発注業務からすれば、各段に作業の効率化が期待できます。
次は、受発注システムの種類や機能について掘り下げて解説します。
受発注システムの3つの種類
受発注システムには次の3つの種類があります。
- オンプレミス型
- パッケージソフト型
- クラウド型
それぞれ機能面ではさほど違いはありません。大きく異なる部分は運用形態です。会社の運用方法に合う形態を選ぶとよいでしょう。
オンプレミス型
オンプレミス型は自社にサーバーを設置し構築します。ほかのサーバーも自社内に設置している企業におすすめです。
オンプレミス型のメリットとデメリットは次のとおりです。
メリット | デメリット |
・システムのデータを自社で管理できる
・機能の拡張がしやすい ・トラブル時すぐに復旧作業に入れる |
・導入に工数がかかる
・自社でシステムを管理する必要がある ・サーバーがダウンしたら利用できない |
社内にサーバーがあるため、データの管理や機能の拡張が自社で対応できます。
また、予期せぬサーバーのトラブル時に、すぐに復旧作業にあたれるところもメリットとなるでしょう。
一方、デメリットは自社のサーバーに構築するため、導入までの工数がかかるところです。サーバーの管理者をたてる必要もあるため、運用に人件費がかかります。
また、社内で停電が起きたり法定電気点検などで電力を落としたりすると、サーバーもダウンする点もデメリットといえます。
パッケージソフト型
パッケージソフト型は簡単にいえば既製品です。汎用的に使用できるよう設計されており、製品をインストールすればすぐに使用できる特徴があります。
基本的には企業向けの販売となるため、量販店では販売されていないことが多いです。
パッケージソフト型のメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット | デメリット |
・構築に時間がかからない
・カスタマイズしなくても使用できる ・開発コストが比較的安価 |
・カスタマイズに向いていない
・機能に物足りなさを感じる場合がある ・システムに合わせた業務フローに変える必要がある |
パッケージソフトはカスタマイズを目的としないため、購入したものをそのまま使用していくという特徴があります。そのため、開発コストが抑えられ構築時間もかからない点がメリットです。
一方、デメリットは購入後、会社に合わせたカスタマイズができないところです。そのため、社内業務のフローをシステムに合わせる必要がでてきます。あとから欲しい機能を拡張できないことから、物足りなさを感じるケースも珍しくありません。
クラウド型
クラウド型はインターネットを介してシステムを使用するかたちを指します。近年もっとも主流となるサービスで、インターネット上にデータを保管したりアクセスしたりするため、自社にサーバーを置く必要がありません。
クラウド型のメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット | デメリット |
・初期投資が安価
・ネット環境があればアクセスできる ・最新のインフラを保てる |
・ランニングコストがかかる
・ネット環境の影響を受ける ・カスタマイズが容易でない |
クラウド型はサーバーの調達やシステム構築の必要がないため、導入コストを大幅に抑えられます。
また、インターネットに接続できる環境でIDとパスワードを入力すれば、どこからでもアクセスが可能です。
アップデートや更新作業はサービス提供会社がおこなうことが多いため、常に最新のインフラを保てるメリットがあります。
一方、デメリットは年ごとの更新費が高額になることがあり、オンプレミスに比べるとランニングコストがかかります。
また、自社専用システムではないため、自由にカスタマイズできない点も不便さを感じるかもしれません。接続端末がネット環境にない場合、アクセスできないところも注意が必要です。
受発注システムの主な6つの機能
受発注システムの主な機能は次の6つです。
- 受発注管理
- 在庫管理
- 出荷管理
- 請求管理
- メール機能
- 外部連携機能
各機能の詳細は次で解説します。
受発注管理
会社のメインとなる受注と発注業務を管理するメニューです。複数の得意先や仕入れ先との受注・発注データを一括で管理でき、「どこの得意先(仕入れ先)と、誰が、いつ、何を受注(発注)したか」が容易に確認できます。
必要に応じて伝票をCSVやPDFなどのデータにも出力できるため、会議や統計の資料作成に活用することも可能です。
在庫管理
商品の荷動きを把握して在庫の管理をおこなうメニューです。会社の資産となる在庫をデータ化できるため、紙伝票や手作業でおこなっていたときよりも管理が各段に楽になります。また、データの入力ミスや数え間違いなども減少するため、棚卸時のミスも減らせます。
以上のことから、より精度の高い在庫管理ができるようになるでしょう。
出荷管理
受注が確定した商品の出荷管理をおこなうメニューです。
出荷指示書を発行するタイミングで検品もおこなえるシステムもあり、スマホやハンディターミナルと連動させれば、よりミスの少ない出荷がおこなえます。通販サイトの個人客が着日指定している場合、納期指定をおこなえるシステムもあるため活用の幅が広がります。
請求管理
連動した出荷や納品データ、もしくは売上データから請求書の発行が可能です。前月からの繰り越し額や残高も得意先毎に確認ができるため、財務や経理部門の管理の効率化がはかれます。
メール機能
受注処理が完了後、先方へ確認メールや受注完了メールなどを一連の流れで送信できる機能です。
先方へ送信することにより双方で受注の確認ができ、誤発注の再確認ができます。メールの履歴も残るため、処理のミスがあった際も過去に遡って追うことも可能です。
外部連携機能
社内に別のシステムが稼働している場合、外部連携をおこなうことでデータの連動も可能です。
たとえば、店舗管理システムや倉庫管理システムなどがあげられます。
店舗管理システムと連携することで店舗の商品が売れると自動補充される仕組み化ができ、倉庫管理システムとの連携で商品が出荷されると自動発注する仕組み化が可能です。
実際に現場へ確認しなくても自動で在庫の調整ができるため、より正確な管理が可能になります。
受発注システムの導入をおすすめするのはこんな企業!
受発注システムを導入すればさまざまな企業で効率化がはかれます。とくに導入をおすすめするのは次に当てはまる企業です。
- 取引先・店舗数が多い企業
- 書類管理に悩まされている企業
- 飲食業
次はそれぞれを掘り下げて解説します。
取引先・店舗数が多い企業
取引先や店舗数が多い企業は、受発注の管理をアナログでおこなうのは困難といえます。取引数が少なければ、Excelや表などで手動管理ができるかもしれません。しかし、数十社ともなればヒューマンエラーを起こし兼ねません。
受発注メニューや在庫管理メニューを利用することで、店舗数や取引先が増えたとしても自動連携で正確なデータの管理が可能となり、業務の効率化へとつながるでしょう。
書類管理に悩まされている企業
さまざまなデータを書類で管理している企業にも、受発注システムの導入をおすすめできます。
取引先や店舗数、売上などあらゆるデータ量の増加は、書類のみでおこなっていると管理の負担が増加します。そのため、請求書や支払明細書などの経理関係の書類も必然的に増えることでしょう。
受発注システムなら、これまで書類で管理していた請求書や支払い明細書などもデータとしてサーバー上に保管されるため、過去の書類整理の効率化も図れます。また、過去データはすぐに呼び出すこともできるため、紙での管理の際に起きていた書類を探す手間が削減でき、人件費も抑えられます。
飲食業
食品を扱う飲食業は、賞味期限の関係で食材ロスを出しやすい業界です。そのため、電話やFAXでの注文では、伝え間違いや聞き間違い、人的ミスなどによる誤発注でさらなるロスにつながりやすくなります。
また、閉店後の発注になることも多いため、時間の焦りから余計ミスが起こりやすくなりがちです。
受発注システムを導入することで、現在庫の状況や売上データなどから必要な食材がすぐに確認できます。
また、物価に左右されやすい食材はマスタ管理することで、発注時にデータが連動され金額間違いを防止します。
これまで人的におこなっていた作業がデータ化されることで、作業量が軽減し人件費節約にもつながるでしょう。
受発注システム導入の5つのメリット
これまで手入力やExcel管理でおこなっていた業務に対して、受発注システムを導入することで得られるメリットはさまざまです。たとえば、次の5つがあげられます。
- 業務を効率化できる
- ペーパーレスにつながる
- ヒューマンエラーを減らせる
- リアルタイムの情報をチェックできる
- データ分析が簡単にできる
1つずつ具体的に解説します。
業務を効率化できる
受注・発注をはじめ、さまざまな作業をデータ化できるため、業務の効率化につながります。
これまで時間をかけていた業務がシステム化されることで、時間の余裕が生まれます。その時間を別の業務へあてることで効率的な仕事ができるようになるでしょう。
また、店舗システムや倉庫システムなどの外部システムと連携することで、正確な在庫データや売上データを管理できます。
このように、データを一元管理しておけば見たいデータをすぐに抽出でき、間違えても更新が容易にできます。
ペーパーレスにつながる
受発注システムを導入することで、ペーパーレス化につながります。
データ量が膨大になると紙媒体での保管が困難になります。また、過去のデータを確認するときも保管庫から見つけ出すのは容易ではありません。しかし、サーバー上にデータを保管しておけば、どの場所からでも簡単に抽出可能です。
紙媒体と違いファイリングする必要もないため、データの保管も楽になります。
ヒューマンエラーを減らせる
受発注システムを導入すればヒューマンエラーを減らすことができ、ミスの修正作業時間を削減できます。
電話やFAXの注文では聞き間違いや書き間違いによるミスは否めません。しかし、データをそのまま呼びだして出力できる受発注システムは人的ミスを軽減でき、それにあてる修正作業の時間を削減できます。
このように、書類管理と比べると作業時間や人件費に大きな差がでるといえるでしょう。
リアルタイムの情報をチェックできる
データ管理がシステム化されると、リアルタイムで情報をチェックできるようになります。
たとえば、在庫の変動もシステム化すればリアルに反映され、より正確なデータの確認が可能です。紙による管理ではリアルな在庫が確認できないため、ズレが生じてしまうでしょう。
また、受発注システムをクラウドで利用する場合、外出先でもスマホがあれば確認ができます。
このように、リアルタイムの確認ができることで先方から在庫の問い合わせがあっても正確な情報を伝えることが可能です。
データ分析が簡単にできる
売上アップにはデータ分析が重要です。受発注システムを導入することで分析も容易にできるようになります。
売れている商品や売れていない商品の分析もできるため、発注のコントロールが可能です。また、1か月ごとのデータや1年間のデータなど抽出範囲も自由に設定ができます。
必要なデータがシステム上に保管されているため、正確なデータが見やすくなる点はメリットの1つといえるでしょう。
受発注システム導入の注意点
受発注システムを導入する際の注意点は次の3つです。
- 導入コストがかかる
- システムに慣れるまでに時間がかかる
- 取引先への確認が必要
次より1つずつ詳しく解説します。
導入コストがかかる
受発注システムは導入コストがかかる点に注意が必要です。たとえば、次のような導入コストがあります。
- オンプレミス型:初期費用(サーバー代、初期構築にかかる工数、人件費)
- クラウド型:月額利用料金
- パッケージ型:ソフト購入費、インストールにかかる人件費
どの方法で導入しても導入コストがかかります。
オンプレミスは自社にサーバーを置くため、サーバーの調達費用や構築費用も考えなくてはなりません。
パッケージで導入する際もソフトの購入費用やインストール作業の人件費がかかります。
クラウド型は導入コストとして契約費や年間サポート費用がかかることもあり、年更新の際はランニングコストも考えなければなりません。
このように、システムの導入には高額な費用が必要です。試用を希望する際は、お試し版のある受発注ソフトを選ぶとよいでしょう。
システムに慣れるまでに時間がかかる
受発注システムは導入後すぐにフル稼働できるとは限りません。一人ひとりがスムーズに使いこなせるまで時間を要するからです。多数の機能があるなか、それぞれの操作方法を即座に覚えるのは容易ではありません。
また、アナログ派の方はデジタル派の方に比べ慣れるまで時間がかかる可能性もあります。そのような方は「以前のやり方の方がよい」と感じることもあるでしょう。
製品によっては導入時に講習をおこなっているところや、月額サポートに加入すれば運用中もヘルプデスクに問い合わせできるものもあります。
ITリテラシーが低い企業は、研修やサポート体制が手厚い製品を選ぶとよいでしょう。
取引先への確認が必要
受発注システムは自社だけでなく取引先も導入する必要があるため、互いの企業が同意しなければなりません。
先方は現状の運用に満足していたら、コストをかけてまでシステム導入に賛成しない可能性があります。
まずは互いにメリットがあることをすり合わせし、双方納得したうえでの導入が必要になります。
受発注システムを選ぶ6つのポイント
受発注システムを選ぶポイントは6つあります。
- 必要な機能が揃っているか
- 導入コストは適切か
- 導入にかかる時間がどれくらいかかるのか
- 業務効率が本当に改善されるのか
- 取引先も導入しやすいシステムか
- 導入後のサポートはあるか
1つずつみていきましょう。
必要な機能が揃っているか
まず前提として、受発注システムを導入する際は必要な機能が揃っているか確認しましょう。導入したとしても、望んでいる機能が備わっていなければ利用するメリットを得られません。
また、多機能すぎる製品も選ばない方がよいです。機能が豊富だと製品の費用も高い可能性があります。導入後、使わない機能ばかりでは逆に使いにくく感じてしまいます。
会社の業務内容を考えたうえで、不要な機能が多いと感じた際はシンプルなシステムを選ぶとよいでしょう。
導入コストは適切か
受発注システムを導入する際は、導入コストも重要です。
便利な受発注システムの導入は、人件費の削減や在庫コントロールなどコストの削減も目的であるため、導入時にコストをかけすぎると運用してからも回収できない可能性があります。
導入することで削減できるコストと導入コストのバランスを考え、赤字にならない価格帯のシステムを選ぶことが大切です。
導入にかかる時間がどれくらいかかるのか
受発注システムは導入にかかる時間も考える必要があります。
クラウドで導入する場合は、サーバーにアクセスできる環境をつくれば数日で完了できることがあります。
しかし、自社用にカスタマイズをする場合や、サーバーから構築する場合は事前にすり合わせが必要になるため、数か月ほどかかるケースも珍しくありません。
稼働開始したい時期を逆算し、無理なく進められるスケジューリングが大切です。
業務効率が本当に改善されるのか
受発注システムの導入には、本当に業務効率が改善されるのか考える必要があります。
たとえば、機能が多すぎたり少なすぎたりすると、かえって業務の効率が低下する可能性があります。
自社の運用にマッチしたシステムを選ぶことが重要となるでしょう。
取引先も導入しやすいシステムか
受発注システムは、取引先も導入しやすいシステムを選ぶ必要があります。自社と先方が同じシステムを導入する必要があるため、先方が導入に対して負担と感じるシステムは同意してもらえないことも考えられます。
取引先が導入コストに対して高く感じたり、利便性を感じなかったりすると導入まで至りません。
システムを導入する際は、先方の負担とならないよう話を進めていく必要があります。
導入後のサポートはあるか
受発注システムは導入後にサポート体制が万全か確認しておく必要があります。
とくに、導入したての頃は操作方法や機能面など不明点が多いため、スムーズな運用ができないと考えられます。
そのようなとき、しっかりしたサポート体制があれば安心です。製品のサポート体制も事前に確認しておくとよいでしょう。
おすすめの受発注システム15選
ここでは、おすすめの受発注システム15選を紹介します。
おすすめの受発注システムは次のとおりです。
- 楽楽販売/株式会社ラクス
- 楽楽B2B/株式会社ネットショップ支援室
- ネクストエンジン/Hamee株式会社
- CO-NECT/CO-NECT株式会社
- BtoBプラットフォーム 受発注/株式会社インフォマート
- TEMPOSTAR/SAVAWAY株式会社
- MOS/株式会社アクロスソリューションズ
- Bカート/株式会社Dai
- 助ネコ/株式会社アクアリーフ
- freee 販売/freee株式会社
- アラジンEC/株式会社アイル
- kintone/サイボウズ株式会社
- SpreadOffice/株式会社スプレッドオフィス
- らくうけーる/JFEエンジニアリング 株式会社
- TS-BASE 受発注/竹田印刷株式会社
1つずつみていきましょう。
楽楽販売/株式会社ラクス
楽楽販売は、現在もExcelで社内業務を管理している企業におすすめできるシステムです。
受発注はもちろんのこと、売上や請求業務などあらゆる社内業務をデータ化できます。クラウド型のため、リアルタイムで最新データを確認できるところも魅力の1つです。
また、楽楽販売はカスタマイズ性にも優れており、マウス操作のみで簡単に自社向けのシステムに改良できます。プログラミングも不要なため、ITに精通していない企業も安心して使いこなせるメリットがあります。
楽楽システムは、はじめて受発注システムを利用する企業に向いているシステムです。
料金プラン | 60,000円~/月
※ユーザー数により変動あり |
初期費用 | 150,000円 |
無料プラン/無料トライアル | 1週間無料トライアルあり |
主な機能 |
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提供形態 | クラウド型 |
楽楽B2B/株式会社ネットショップ支援室
楽楽B2Bは多機能性が売りの受発注システムです。受注から請求、決済まで一元管理が可能なため、すべての業務を手作業でおこなっている企業に向けたシステムです。
楽楽B2Bを導入することで、1つのシステム内で完結できるため人件費の削減につながります。
多機能性はメリットですが、これまでアナログ対応してきた企業は操作に不安があるかもしれません。
しかし、楽楽B2Bは書面の注文書を「注文書自動読込み機能」でスキャンするだけでデータとして取り込める機能もあるため、ITに精通していない企業も操作しやすく効率化が図れます。
無料トライアルは問い合わせが必要になるため、楽々B2Bの試し運用を希望する場合は一度相談してみるとよいでしょう。
料金プラン | 50,000円~/月
※ユーザー数により変動あり |
初期費用 | 100,000円~ |
無料プラン/無料トライアル | 要問い合わせ |
主な機能 |
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提供形態 | クラウド型 |
ネクストエンジン/Hamee株式会社
ネクストエンジンはEC運営する企業におすすめのシステムです。理由の1つとして、ECの現場で実際に起きている問題に対応して開発されていることがあげられます。
モール内のカスタマイズに加え、基幹システムや販売システム、倉庫システムなど多数の外部システムへの連携も可能です。そのため、EC運営に関して連携できるシステムが業界最大級といわれています。
初期費用がかからないところも魅力があり無料トライアルも30日間利用できるため、受発注システム導入に迷っているEC運営企業も試し運用が可能です。
料金プラン | 基本料金:3,000円~/月
年間保守費用:15,000円/年 |
初期費用 | 0円 |
無料プラン/無料トライアル | 30日間無料 |
主な機能 |
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提供形態 | クラウド型 |
CO-NECT/CO-NECT株式会社
CO-NECTはPCはもちろんのこと、スマホやタブレットなどでも簡単に操作可能な受発注システムです。そのため、PCを置いておくスペースがない場所でもコンパクトに運用できます。
さまざまな業種や職種に対応しているため、利用者の向き不向きを問いません。
また、発注側は無料で利用できる点がCO-NECTの最大のメリットといえるでしょう。受発注システムはお互いに利用する必要がありますが、取引先が無料となることで双方の同意が得られやすくなります。
これからはじまるインボイス制度にも対応しているため、未来を見据えた運用も可能です。
試し運用を希望する場合、2週間の無料トライアルがあるため利用してみるとよいでしょう。
料金プラン | 要問い合わせ
発注側:完全無料 受注側:一部無料 |
初期費用 | 0円 |
無料プラン/無料トライアル | 2週間の無料トライアルあり |
主な機能 |
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提供形態 | クラウド型 |
BtoBプラットフォーム 受発注/株式会社インフォマート
BtoBプラットフォーム 受発注は、飲食業界に特化した受発注システムです。
受注業務や発送処理を自動化できるため人件費の大幅カットが実現可能です。たとえば、受注業務は「受注確認画面→受注確認→発送ボタン」と3ステップで完了できます。
また、出荷確定や売上確定したデータをアップロードすれば発送処理の自動化も簡単におこなえます。
スマホやタブレットにも対応しているため、外出先からでも操作できるところがメリットとなるでしょう。
BtoBプラットフォーム 受発注システムを導入している企業は45,000社を突破しており、実績も豊富なところが安心できます。
料金プラン | 要問い合わせ |
初期費用 | 要問い合わせ |
無料プラン/無料トライアル | 無料デモあり |
主な機能 |
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提供形態 | クラウド型 |
TEMPOSTAR/SAVAWAY株式会社
TEMPOSTARは、複数のネットショップやECを運営している企業におすすめの受発注システムです。
複数のネットショップにリアルタイムで在庫数の連携が可能です。それぞれの店舗から倉庫にある在庫データを反映し、共通した在庫数を表示できるため「倉庫に在庫があるのに店舗には品切れ」といった機会損失を生みません。
初期費用が無料のため、導入にかかるコストを抑えられる点も魅力です。まずは無料で利用してみたい場合も30日間お試し期間が設けられているため、じっくり操作しながら機能を確認できます。
料金プラン | 10,000円~/月 |
初期費用 | 0円 |
無料プラン/無料トライアル | 30日間無料お試しあり |
主な機能 |
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提供形態 | クラウド型 |
MOS/株式会社アクロスソリューションズ
MOSは受注側はもちろんのこと、発注側にも使いやすく開発された受発注システムです。
電話やFAXでは正確な情報が伝えにくいなか、MOSでは正確でスピーディーな発注ができます。たとえば、いつも注文する商品が決まっているなら「いつもの」をタップするだけで簡単に注文が可能です。
そのほかにも、よく注文する商品が上位に表示される機能や、前回注文した商品を「前回注文分」からすぐに注文できるなど便利な機能が揃っています。そのため、発注側の満足度も高いシステムです。
スマホやタブレットでも操作ができるため、優れた利便性や端末の保管場所に困らないなどのメリットがあります。
費用面に関しては公式サイトでは公開されていないため、詳細に関しては直接問い合わせてみてください。
料金プラン | 要問い合わせ |
初期費用 | 要問い合わせ |
無料プラン/無料トライアル | 要問い合わせ |
主な機能 |
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提供形態 | クラウド型 |
Bカート/株式会社Dai
BカートはBtoBに特化した受発注システムです。
クラウド型のなかでも、ベンダーが提供するクラウドサーバーにアクセスするだけ(SaaSタイプ)で利用できるため、インストール作業やカスタマイズが不要なところが特徴的です。
初期費用も安価なうえに料金プランも豊富なため、自社の規模に合わせた無駄のないコストで運用が可能となるでしょう。
トライアルなしで運用するのが心配な場合は、30日間のお試し運用をしてみるとよいでしょう。
料金プラン |
・商品数:500 ・会員数:50
・商品数:1,000 ・会員数:1,000
・商品数:3,000 ・会員数:3,000
・商品数:5,000 ・会員数:5,000
・商品数:10,000 ・会員数:10,000
・商品数:30,000 ・会員数:30,000 |
初期費用 | 80,000円 |
無料プラン/無料トライアル | 30日間無料トライアルあり |
主な機能 |
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提供形態 | クラウド型 |
助ネコ/株式会社アクアリーフ
助ネコは、ネットショップやECサイトを運営する企業に向いている受発注システムです。
楽天スーパーロジスティクス、AmazonFBAなど外部倉庫との連携により、楽天市場やAmazonといったモールからの注文もスムーズにおこなえます。
電話やFAXなどのデータ化されていない注文は、CSVにすればまとめて取り込むことが可能です。
注目すべきは「オートロボ機能」で、メール送信や出荷のステータス変更などを自動化できます。
料金プランは複数あるため30日間の無料お試しを利用し、自社に適したプランを検討するとよいでしょう。
料金プラン |
・月契約:15,000円~/月 ・年契約:40,000円/年
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初期費用 | 30,000円 |
無料プラン/無料トライアル | 30日間無料お試しあり |
主な機能 |
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提供形態 | クラウド型 |
freee 販売/freee株式会社
freee 販売は販売管理から請求管理まですべて1本でおこなえる受発注システムです。
従業員数が10名以下の少規模な企業向けのプランと、11名以上の大規模な企業向けプランが選べる点が特徴的です。
小規模向けのプランは、はじめておこなうデータ管理業務も簡単におこなえるよう操作性の易しい仕様になっています。そのため、Excel管理の卒業もスムーズです。
また、大企業プランは販売や会計などの一元化により、業務フローの効率化が図れます。
小規模向けのプランでは月払いも年払いでも安価のため、トライアルにて業務の効率化が期待できそうなら契約しやすい料金プランです。
料金プラン |
・月払い:1,300円/月 ・年払い:980円/月
・月払い:要相談 ・年払い:要相談 |
初期費用 | 要問い合わせ |
無料プラン/無料トライアル | 30日間無料お試しあり |
主な機能 |
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提供形態 | クラウド型 |
アラジンEC/株式会社アイル
BtoB専用の受発注システムであるアラジンECは、対企業向けに取引をしている企業におすすめです。そのため、卸売と小売をおこなっている企業には向いていません。
Web化した注文データを基幹システムへ取り込めるため、効率的な業務がおこなえます。
また、自社に合わせたカスタマイズができるため、取引先と独自の運用があっても柔軟に対応できます。
取引件数や取引額が増えても料金は上がることなく月額固定型のため、売上を上げて人件費を抑えられれば費用対効果も上がることでしょう。
料金プラン | 60,000円~/月 |
初期費用 | 3,000,000円~ |
無料プラン/無料トライアル | 要問い合わせ |
主な機能 |
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提供形態 | パッケージ製品 |
kintone/サイボウズ株式会社
kintone(キントーン)は受発注業務から請求業務までおこなえるのはもちろん、社内コミュニケーションツールとしても利用できるシステムです。
Webフォームと連携すれば簡単に発注できるため、発注者側にも手間だと感じさせません。また、発注データはkintoneに自動登録され、そのまま請求データとなるため受注側の手間が大幅カットされます。
コミュニケーションツールとしては、メールにExcelを添付せずともkintone内に保管すればシステム上でやりとりが完結できます。また、あちこちに保管してあるExcelデータをkintoneに取り込めば社員と共有することも可能です。
スマホやタブレットにも対応しているため、どこからでも共有できる点もメリットの一つでしょう。
料金は1ユーザーごとに月額がかかるため、社員数が多い企業は高額になり得ます。しかし、kintone一つでさまざまな業務ができることを踏まえると、決して高額とは限りません。
無料トライアルも30日間利用できるため、一度利用してから検討するとよいでしょう。
料金プラン |
・1ユーザー:1,500円~/月
・1ユーザー:780円~/月 |
初期費用 | 0円 |
無料プラン/無料トライアル | 30日間無料お試しあり |
主な機能 |
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提供形態 | クラウド型 |
SpreadOffice/株式会社スプレッドオフィス
SpreadOffice(スプレッドオフィス)は受発注業務から請求業務、売上集計業務などさまざまな機能が備わった受発注システムです。
見積書や請求書は社判付きで作成でき、ExcelとPDF形式に変換可能なため用途に合わせて運用できます。
無料トライアルは公式サイトからメール登録するだけで、最大60日間利用できる点が特徴的です。そのため、じっくり機能を確認したい企業にはおすすめです。
料金プラン |
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初期費用 | 0円 |
無料プラン/無料トライアル | 最大60日間無料 |
主な機能 |
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提供形態 | クラウド型 |
らくうけーる/JFEエンジニアリング 株式会社
らくうけーるは、生鮮品に特化した機能と非生鮮品に特化した機能を選べる受発注システムです。そのため、生鮮業界の企業にもおすすめできます。
たとえば、定休日を設けていないスーパーに対しても最大7日分の連休対応が可能な複数納品日対応がおこなえます。
スマホやタブレットからの操作も可能なため、外出先でも手軽に操作が可能です。
料金プランが複雑でわかりにくいためデメリットと感じてしまうかもしれません。その際は、無料お試し時に自社の運用パターンで見積もりを依頼してみるとよいでしょう。
料金プラン |
・ID×99個までの場合 月額単価:600円/ID ・ID×100個以上の場合 月額単価:100円/ID |
初期費用 | 要問い合わせ |
無料プラン/無料トライアル | 無料お試しあり(日数は要問い合わせ) |
主な機能 |
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提供形態 | クラウド型 |
TS-BASE 受発注/竹田印刷株式会社
TS-BASE 受発注はBtoBに特化した受発注システムです。
50種類以上のなかから自社に合った機能を選べるため、利便性の高いシステムが実現できます。反面、本当に必要な機能の選択に悩んでしまう点はデメリットになり兼ねません。
初期費用が高めの設定であるため、業務運用の効率が上がるカスタマイズができるようなら検討してみるとよいでしょう。
まずは無料トライアルで利用してみることをおすすめします。
料金プラン |
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初期費用 |
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無料プラン/無料トライアル | 無料お試しあり(日数は要問い合わせ) |
主な機能 |
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提供形態 | クラウド型 |
受発注システムに関するよくある質問
ここでは、受発注システムに関するよくある質問に回答します。
導入するまで、できる限り疑問を解消しておくことが大切です。ここでの回答をぜひ参考にしてみてください。
受発注システムにはどんな種類がありますか?
受発注システムは主に「オンプレミス型」「パッケージソフト型」「クラウド型」の3つがあります。それぞれには以下のような特徴があります。
オンプレミス型
・自社にサーバーを設置して管理する
・サーバーから調達する必要がある
・初期費用が高い
パッケージソフト型
・既製品
・汎用的に使用できるよう設定されている
・カスタマイズには向かない
クラウド型
・サーバーが外部にある
・ネット環境があればどこからでもアクセス可能
・管理が楽
それぞれ、自社の特徴に合う種類を選ぶようにしましょう。
受発注システムのメリットはなんですか?
受発注システムのメリットは次の5つがあげられます。
- 業務を効率化できる
- ペーパーレスにつながる
- ヒューマンエラーを減らせる
- リアルタイムの情報をチェックできる
- データ分析が簡単にできる
電話対応やFAX、Excel管理などでおこなっていたときに比べ、ヒューマンエラーを軽減したり作業効率を上げたりして人件費の削減につながります。
また、誤入力や誤出荷を防ぐことで取引先の信頼度アップも見込めます。
BtoBシステムとは何ですか?
BtoBとは「Business to Business」の略称で、企業と企業間取引を指します。
企業が一般消費者に向けて商品を販売するBtoC(Business to Consumer)ビジネスに対して、企業が企業に対して商品を販売するビジネスがBtoBです。
製造業が直接消費者に販売することは稀で、一旦小売業者へ商品を卸します。その後、小売業者が消費者へ販売する流れが一般的であるため、多くの企業はBtoBが主体となります。
まとめ
受発注システムを導入することで、Excel管理よりも作業の効率化が図れます。電話やFAXで起こりやすかった人的ミスも、そのままデータとして利用できるためミスの抑制が期待できるでしょう。
これまで管理していた書類もデータとしてサーバー内に保管できるため、ムダな書類が減りデータ参照が容易になります。
受発注システムには3つの提供形態があり、それぞれ一長一短があります。そのため、自社や取引先にあう形態のものを選ぶようにしましょう。
トライアル後も受発注システムの導入に不安のある方は、一度ツクル事業部に相談してみてください。ツクル事業部は事業コンサルティングをはじめ、販路や組織づくりを支援する企業です。
貴社の受発注システムの導入にも最適な支援をしてくれることでしょう。
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