フリマアプリの開発費用と手順を徹底解説!メルカリの様なアプリの作り方。

・フリマアプリの開発を検討している
・フリマアプリの開発費用を知りたい
・メルカリの様なアプリを作りたい

このような方は、本記事を参考にしてください。

フリマアプリの開発について、以下の内容を解説しています。

  • フリマアプリの開発に必要な機能
  • フリマアプリの開発手順
  • フリマアプリの開発にかかる費用
  • メルカリがどのようなプログラミング言語で作られているか

ぜひ、最後までご覧になってください。

 

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フリマアプリとは?何故流行っているの?

フリマアプリとは、フリーマーケットの様に、商品を売りたい人が出品し、買いたい人が購入するための機能を備えたアプリです。

商品が売れる際の料金の一部が手数料として発生し、その手数料が運営側の主な収益になる仕組みです。

いらなくなった物でも写真・説明文・値段等の情報を設定するだけで、販売ができる手軽さから近年利用者が増えています。

代表的なサービスとしてはmercaliラクマ」「PayPayフリマなどが挙げられます。

以下、mercaliが発表したアンケートの結果です。

新型コロナによる収入の減少や物価の上昇等により、節約意識が高まっているみたいですね。

そのような背景もあり、中古品の販売・購入が促進されているようです。

フリマアプリ利用者の節約意識の変化(メルカリの調査)

引用:「2022年度フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動」に関する意識調査

さらに、25,000人を対象とした「フリマアプリの利用率調査」では、44%のもの方がフリマアプリを利用している結果となり、かなりの人数に利用されているようです。

フリマアプリの利用率

引用:25,000人に聞いたフリマアプリの利用実態

これらの情報からフリマアプリの需要が非常に高まっていることが分かります。

 

フリマアプリの開発に必要な機能

フリマアプリに必要な機能は、サービス内容により異なりますが、基本的に以下の機能が必要になります。

出品者側に必要な機能

機能 機能の概要
画像アップロード機能 出品する商品の画像をアプリ上にアップロードするための機能
商品情報の入力機能 商品の説明文や料金を入力するための機能
タグ付け機能 商品のジャンル等のタグを設定するための機能

購入者側に必要な機能

機能 機能の概要
検索機能 商品に関連するキーワードを入力して検索するための機能
お気に入り機能 気になる商品をお気に入り登録するための機能
決済機能 商品を購入する際に決済をするための機能
評価機能 購入をした後に出品者に対して評価をつけるための機能
フォロー機能 お気に入りの出品者をフォローするための機能

*特に決済機能は充実させておくことが重要です。

双方に必要な機能

機能 機能の概要
会員登録機能 会員情報を登録するための機能
チャット機能 出品者と購入者がやり取りするための機能
通知機能 取引に関する情報や運営からのお知らせを通知するための機能
SNS連携機能 SNSアカウントを使用してログインや商品をシェアするための機能

*ここで紹介した機能以外にも、フリマアプリは氏名・住所・決済情報等の個人情報を扱うため、セキュリティ対策が非常に重要になります。

 

フリマアプリの開発費用はいくらかかる?

フリマアプリの開発費用

フリマアプリの開発費用は「実装機能」「開発方法」によって大きく変動するため、一概には言えませんが、500〜1,200万円が相場になります。

フリマアプリは、出品者側と購入者側の機能を実装する必要があり、最低限の機能のみを実装する場合は、300万円ほどで開発が可能ですが、フルスクラッチの開発で実装機能が増えると1,200万円以上の開発費用がかかることも少なくありません。

目安になりますが、メルカリのような機能を備えたアプリを開発する場合、900~1,500万円ほどの開発費用がかかるでしょう。

そのため、開発前の企画の段階で必要な機能を洗い出し、不要な機能は実装しないことが開発費用を抑えるうえで非常に重要です。

そこで、開発費用を抑えたい方は、次の章で解説する「ノーコード」の活用をおすすめします。

フルスクラッチの開発と比較して、30〜50%の開発費用の削減に成功した事例が多くあり、費用をおさえつつ開発を外注したいという方に非常におすすめの開発方法です。

 

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フリマアプリの開発方法2つ

フリマアプリを開発する方法は、主に以下の2つの方法があります。

  1. ノーコードで開発
  2. フルスクラッチで開発

それぞれの開発方法の概要・メリット・デメリットを解説します。

 

ノーコードで開発

メリット デメリット
・開発費用を大きく抑えられる
・開発工数を大きく抑えられる
・自作で開発しやすい
・機能に制限がある

「ノーコード」とは、プログラミング不要でアプリやWebサイトの開発ができる技術のことです。

2年ほど前から、非エンジニアでも開発ができる技術として国内で注目を集めています。

開発を外注をする場合でも、平均して30~50%の開発費用の削減に成功している事例が多く、費用を抑えつつ外注をしたい方に非常におすすめな開発方法です。

そのため、フリマアプリの開発を検討している方は、開発会社に「ノーコードで実現可能か」相談することをおすすめします。

ノーコードで実現可能か相談する

また、開発にプログラミングが不要なため、自作をしたいという方もノーコードの活用をおすすめします。

4か月ほどの学習期間が必要ですが、簡単なフリマアプリであれば自作も可能でしょう。

*開発にプログラミングは不要ですが、アプリの設計等を行う必要があるため、サービスとして公開するクオリティのフリマアプリを開発する難易度は高いです。

以下、NoCode Schoolさんが解説しているノーコードでメルカリのようなサービスを開発した動画になります。

わかりやすくまとめてくださっているので、よろしければご覧になってください。

 

 

フルスクラッチで開発

メリット デメリット
・開発の自由度が高い
・独自のアプリを開発できる
・開発費用が高い
多くの開発工数がかかる

フルスクラッチ開発とは、ゼロからオリジナルのアプリを開発する方法です。

テンプレートやフレームワークを用いずに開発を行うため、開発の自由度が高く、完全オリジナルのフリマアプリを開発したい場合に最適な開発方法です。

しかし、開発を外注する場合は、高額な費用がかかってしまうといったデメリットがありますので、予算に余裕のない方は注意が必要です。

また、フリマアプリの開発は、複数のプログラミング言語を組み合わせて行います。

例として、メルカリの開発に用いられたプログラミング言語やその他サーバー情報は、以下の表の通りです。

プログラミング言語 PHP、golang、Lua、Perl、Python、JavaScript
フレームワーク DietCake、Dietcube
インフラ さくらインターネット、AWS、GCP
Webサーバー Nginx
アプリケーションサーバー Apache(mod_php)、golang
プロキシサーバー Nginx、OpenResty
サーバーOS CentOS
DB MySQL
CI/CDツール Travis CI
各種ツール NewRelic、Mackerel、GitHub、Ansible、Apache Solr
memcached、Fluentd、Norikra、etc.

引用:[53選]国内注目のWebサービス・アプリを大調査! プログラミング言語、フレームワーク、アーキテクチャの一覧【2017年】

表をご覧になってもらえば分かりますが、フリマアプリの開発にはプログラミングだけでなく、サーバーサイドの知識が必要になります。

そのため、開発経験の浅い方が、一からフリマアプリを開発する難易度は極めて高いでしょう。

 

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フリマアプリの開発手順

フリマアプリ 開発 手順

最後にフリマアプリを開発する手順を解説します。

 

1.企画

まず最初に、フリマアプリの仕様書を作成する必要があります。

仕様書とは、開発の目的・対応端末・実装機能・画面遷移などのアプリの開発に必要な情報をまとめたものです。

また、仕様書は技術仕様書・機能仕様書といったように用途別に仕様書を作成するのが一般的です。

 

2.設計

次に、作成した仕様書を元にフリマアプリの設計を行います。

画面デザインや実装機能、ボタンの配置など、専門的な知識が必要な工程になります。

この設計が完成するアプリの良し悪しを左右しますので、細かい個所まで設計しましょう。

 

3.開発

フリマアプリの設計ができたら、アプリの開発を行いましょう。

しかし、開発の段階で不具合が発生したら、設計に戻り、不具合の原因を調査する必要があります。

不具合の内容にもよりますが、解決にかなりの時間を要する可能性がありますので、注意が必要です。

このようなトラブルが起きないように、アプリの設計は細かく行う必要があります。

 

4.テスト

フリマアプリがある程度完成したら、必ずリリース前にテストを行いましょう。

開発側では気づけない不具合でも、実際の画面で操作することで気づくことがあります。

また、基本的にアプリは一度の開発で完成することはありません。

リリース後も、バグの発生やユーザーからの追加要望等によって、修正・改善を繰り返す必要がある点に注意してください。

 

5.リリース

テストを終えて、フリマアプリが完成したら実際にリリースしましょう。

iOSアプリの場合は、AppStoreやGoogle Playに申請を行い、許可が下りないとリリースができない点に注意してください。

リリース申請は、平均して1週間〜1か月ほどかかるため、余裕をもって申請を行いましょう。

また、リリース直後はバグの発生がかなり多いです。

内製で開発する場合、リリース後2~3ヵ月は、バグ発生時にすぐに対応できるように、必ず人材の確保をしておきましょう。

 

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NoCode DBを運営する「ツクル事業部」は、フルスクラッチ開発からノーコード/ローコード開発まで対応した開発サービスを提供しております。

在籍するノーコードエンジニアは国内TOPレベルの技術力を誇り、複雑な要件にも対応可能です。

「こんなフリマアプリを作りたい」といった内容で構いません。まずはお気軽にご相談ください。

 

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 フリマアプリの開発|まとめ

以上、フリマアプリの開発について解説しました。

フリマアプリの開発費用は「実装機能」によって大きく変動し、多くの機能を実装する場合、1,200万円以上の高額な開発費用がかかります。

そのため、開発前の企画の段階で必要な機能を洗い出し、不要な機能は実装しないように注意しましょう。

開発方法は「ノーコード開発」「フルスクラッチ開発」の2つの方法を紹介しました。

どちらの開発方法もメリット・デメリットがありますが、ノーコードを用いて開発することで、平均して20%~50%の開発費用の削減が期待できるでしょう。

また、フリマアプリは決済情報等の多くの個人情報を扱うため、セキュリティ対策が非常に重要になります。

開発経験の浅い方は、無理に自作せずセキュリティ面も合わせて開発会社に相談することをおすすめします。

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