Airtableの利用を検討しているけど、料金の仕組みが複雑と思う方は多いと思います。
本記事ではAirtableの料金プラン別の違い・仕組みについて解説しています。
Airtableの利用を検討している方は、参考にしてください。
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目次
Airtableの料金プランは4つ!
画像出典:Pricing
Airtableの料金プランは「Free」「Plus」「Pro」「Enterprise」の4つに分けられます。
各プランの料金は以下の表の通りです。
プラン | FREE | PLUS | PRO | Enterprise |
---|---|---|---|---|
料金/月 | 無料 | $12 | $24 | 問い合わせ |
料金/年 | 無料 | $10 | $20 | 問い合わせ |
最適な方 | 個人 | 少数のチーム | 組織 | 大規模な組織 |
Airtableの料金は、WorkspaceとBaseのそれぞれ、ユニークで招待しているユーザー数の分だけ課金されます。
まずはAirtableの仕様を理解しよう!
Airtableの料金プランの詳細について解説する前にAirtableの仕様について解説します。
前の章でWorkspaceとBaseという単語が出てきましたが、Airtableを利用したことがない方は、何のことか分からないと思います。
これらの点は、Airtableの料金について理解する上で、非常に重要なポイントなので、料金プランの詳細を解説する前に理解しておきましょう。
WorkspaceとBaseについて
WorkspaceとBaseについてそれぞれ解説します。
Workspace
Workspaceは、Baseを格納している箇所のことです。
Base
Baseは、Workspace内に格納されているファイルのことです。
料金はWorkspaceとBaseにそれぞれ課金される
Airtableの料金は、WorkspaとBaseのそれぞれに招待しているユニークユーザー1人につき課金されます。
例として、有料プランを契約していて、Workspaceに1人、Baseに1人のユーザーが招待されている場合は、2人分の料金が発生する仕組みです。
権限は5つに分けられる
先程説明した共同編集者(Collaborators)は、細かく5つの権限に分けられます。
- Owner➜すべての操作が可能
- Creater➜編集に加えて、Viewの制限が可能
- Editor➜データの編集が可能
- Commenter➜コメントのみ
- Read only➜読み取りのみ
5つの権限のうち「Read Only」のみ課金対象でないです。
編集権限を付与する場合は料金が発生すると覚えておきましょう。
権限別の基本アクションは、以下の通りです。
権限 | OWNER | Creater | Editor | Read Only |
---|---|---|---|---|
ページ全体にアクセス/表示 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
レコードのコメント | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ |
レコードの追加・消去・変更 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ |
ビューの追加・消去・変更 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ |
ビューのロックと解除 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ |
他の編集者の個人的な見解を消す | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ |
より詳しい権限別のアクションについて知りたい方は、以下のサイトを参考にしてください。
▶権限の概要
Freeプランの場合は共同編集者を追加しても無料
Freeプランで利用する場合、共同編集者を追加しても料金は発生しません。
1アプリに1.200レコード・添付ファイルは2GB・有料プランの機能が使用できないなどのデメリットはありますが、個人で利用する分には充分に活用できるでしょう。
容量の制限を超えてしまった場合
補足になりますが、実際にAirtableを利用しているとプラン内で設けられているレコード数やファイル容量を超えてしまうことがあると思います。
使用制限に達した場合は自動課金されず、登録メールに超過のお知らせが届きますので、安心です。
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Airtableの料金の詳細
Airtableの仕様について理解が深まったら、次にプラン別の詳細を見ていきましょう。
Airtableのプラン別の機能の違いにつきましては、以下の「プラン別の機能+」からご覧になれます。
引用:Pricing
プラン
FREE
PLUS
PRO
Enterprise
レコード数
1.200
5.000
50.000
ー
容量
2GB
5GB
20GB
1.000GB
リビジョンと
スナップショットの履歴〇
〇
〇
〇
添付ファイル
チェックボックス
ドロップダウン
などのフィールドタイプ〇
〇
〇
〇
Web
デスクトップ
ios
およびandroidアプリ〇
〇
〇
〇
リアルタイムコラボレーション
〇
〇
〇
〇
グリッド
カレンダー
フォーム
かんばん
およびギャラリービュー〇
〇
〇
〇
ガントビュー
✕
✕
〇
〇
タイムラインビュー
✕
✕
〇
〇
個人的なビューロック
されたビュー✕
✕
〇
〇
セクション
✕
✕
〇
〇
インターフェイスデザイナー
〇
〇
〇
無制限
スクリプティング
〇
〇
〇
〇
チャート
✕
✕
〇
〇
ページデザイナー
✕
✕
〇
〇
ピボットテーブル
✕
✕
〇
〇
1ヵ月あたりの実行
100
5.000
50.000
500.000
実行履歴
2週間
6ヵ月
1年
3年
自動化の結合
〇
〇
〇
〇
ベースごとに同期されたテーブル
1
1
20
20
テーブルごとのソース
1
1
3
20
同期テーブルの更新方法
マニュアル
自動
自動
自動
マルチソース同期
✕
✕
〇
〇
外部ソースの同期
✕
✕
〇
〇
Salesforce外部ソース同期
✕
✕
✕
〇
拡張され色とフォーマット
オプション
✕
✕
〇
〇
高度なカレンダー機能
✕
✕
〇
〇
カスタムブランドフォーム
✕
✕
〇
〇
パスワードとドメインの
制限付き共有✕
✕
〇
〇
フィールドとテーブルの
編集権限✕
✕
〇
〇
新機能への早期アクセス
✕
✕
〇
〇
SAMLベースの
シングルサインオン✕
✕
✕
〇
フェデレーション
企業アカウント✕
✕
✕
〇
無制限のワークスペース
✕
✕
✕
〇
請求書による支払い
✕
✕
✕
〇
企業全体の管理パネル
✕
✕
✕
〇
強化された消去リカバリ
✕
✕
✕
〇
オンデマンドウェビナー
〇
〇
〇
〇
セルフサービスの
ナレッジベース〇
〇
〇
〇
メールサポート
〇
〇
〇
〇
優先サポート
✕
✕
✕
〇
カスタマーサクセス
マネージャー✕
✕
✕
〇
共同成功計画
✕
✕
✕
〇
ビジネスレビュー
✕
✕
✕
〇
Airtableの専門家との協議
✕
✕
✕
〇
カスタムベーストレーニング
✕
✕
✕
〇
ベースビルドサービス
✕
✕
✕
〇
おすすめな方
個人
少数のチーム
組織
大規模な組織
無料のFREEプランは、1シートあたり1200行までの保存といった制限はありますが、基本的な機能は問題なく使用できますので、Airtableに興味のある方は、一度利用してみることをおすすめします。
有料プランの場合は自動課金に注意!
先程も記載しましたが、有料プランを利用している場合、共同編集者を招待をすると、招待した人数分(Red onlyを除く)だけ、自動的に課金される点に注意してください。
Airtableの料金|まとめ
Airtableの料金について解説しましたが、参考になったでしょうか?
Airtableの料金プランは以下の表の通りです。
プラン | FREE | PLUS | PRO | Enterprise |
---|---|---|---|---|
料金/月 | 無料 | $12 | $24 | 問い合わせ |
料金/年 | 無料 | $10 | $20 | 問い合わせ |
最適な方 | 個人 | 少数のチーム | 組織 | 大規模な組織 |
機能に制限はありますが、無料から利用できますので、興味のある方は実際に利用してみることをおすすめします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。