広島県のシステム開発会社ランキング12選！2023年版おすすめ企業を徹底解説

システムの新規開発やリニューアルをする際、外注するシステム開発会社を選ぶ必要があります。しかし、どのように外注先を選べば良いのでしょう。システム開発には多額の費用がかかり、社内の多くの部門に協力してもらう必要があります。また、自社に適した開発会社を選べなければ、さまざまな障害に悩まされることも問題です。

そこでこの記事では、システム開発の外注先を選ぶポイントを解説します。その上で、広島県のシステム開発会社を12社紹介します。広島のシステム開発会社選びに失敗しないために、ぜひご参考にしてください。

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広島のシステム開発会社選びのポイント

システム開発会社を選ぶ際の重要なポイントは以下の5つです。

• 見積もりは3〜4社で比較する
• 業績が安定しているか確認する
• 開発したいシステムに近い実績があるか確認する
• サポート体制が整っている会社を選ぶ
• 提案やコミュニケーションが積極的な会社を選ぶ

それぞれ詳しく解説します。

見積もりは3〜4社で比較する

多くのシステム開発会社に漠然と見積もりを依頼することや、一括見積もりサービスの利用はおすすめしません。比較する会社が多すぎると、それぞれの特徴が見えなくなるためです。それぞれのシステム開発会社のホームページをチェックして、自社に適していそうな会社を3〜4社選んで、見積もりをもらいましょう。

逆にホームページを見ただけで1〜2社に絞ることも、失敗しやすくなる原因です。見積もりを依頼する際のコミュニケーションからわかることもありますので、3〜4社を比較してください。

なお、見積もりを受け取ったら、金額の安さだけで外注先を決めてはいけません。見積もり内容から、自社のニーズを満たしたシステムが開発できるか、しっかり確認しましょう。

業績が安定しているか確認する

システム開発は、完成したシステムを受け取れば終わりではありません。その後、5年から10年程度は使用することが想定されます。

その間の運用や保守についても、システム開発会社の協力が必要です。もしも外注したシステム開発会社が倒産してしまったら、開発したシステムに関するサポートを受けられません。

そのため、システム開発会社の業績が安定しているかを確認すべきです。

売上や業績を公開している会社なら、判断しやすいでしょう。もし詳しい業績が非公開ならば、会社設立からの期間や社員数を確認するのがおすすめです。設立5年未満、社員数20人未満の会社の場合、慎重に検討する必要があります。

開発したいシステムに近い実績があるか確認する

システム開発会社ごとに得意な分野を持っています。ノウハウが蓄積された分野なら、安心して任せられます。そこで、自社が開発したいシステムと似たものや、同分野のシステムを開発したことがあるか確認しましょう。

開発実績については、多くの会社がホームページで公開しています。しかし、発注元の意向によって一般公開されていない場合や、開発実績が多岐にわたるために省かれている場合もあります。

そのため、過去に似たシステムの開発事例があるか、直接問い合わせてみるのがおすすめです。問い合わせる際に、自社の要望やシステム開発・運用目的も伝えられます。

サポート体制が整っている会社を選ぶ

システムは運用開始後にも、不具合への対処や、アップデートをする必要が生じます。また、社内の業務の変化に伴い、機能を追加することもあるでしょう。システム開発会社のサポート体制が整っていることも選定のポイントになります。

システムの保守やサーバーの管理などに加え、問い合わせに対するサポート方法についても確認しましょう。

特に、自社に技術者がいない場合には重要です。使い方がわからない、エラー表示が出た、といった問題に迅速に対応してもらえなければ、日々の業務にも影響することがあります。

提案やコミュニケーションが積極的な会社を選ぶ

システム開発には数か月の期間が必要で、開発後にも外注した開発会社との付き合いは続きます。そのため、システム開発会社を選ぶ際は、コミュニケーションの取りやすさも大切です。

システム開発会社の技術力が高くても、コミュニケーションが十分に取れなければ、満足のいくシステムは出来上がりません。

自社のシステム開発の意図や要望を汲み取ってくれるか。あまり専門用語を多用せず、わかりやすく説明してくれるか。そして、積極的により良い形を探して提案してくれるか。これらに加え、担当者との相性も確認しましょう。

広島のシステム開発会社おすすめランキング12選

広島県は中国地方に位置し、県庁所在地の広島市は人口約118万人の政令指定都市です。中国・四国地方最大の都市なので、ITなどの新しい産業の動きも活発です。システム開発会社も数多く設立されています。ここでは、以下の12社を紹介します。

• 株式会社 エコーシステム
• 株式会社オプトプランニング 
• 株式会社ウインシステムズ
• 日本アイビーエムデジタルサービス株式会社
• 株式会社ワークジェイ
• 株式会社サンネット
• 株式会社レイアウト
• 株式会社エースシステムズ
• 株式会社ハイエレコン
• 株式会社コアソフト
• デジタルソリューション株式会社
• 第一実業株式会社

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1.株式会社 エコーシステム

平成元年の設立から、35年以上にわたって数多くのシステム開発実績を持つ会社です。豊富なノウハウがあるため、幅広い業種のシステム開発にも、大規模な基幹システムの開発にも対応できるのが特徴です。

また、これまでの開発実績を活かし、パッケージ化したオリジナルシステムの販売もしています。販売管理・顧客管理・受発注などのシステムは、パッケージ商品をカスタマイズすることで、比較的低コストでの開発も可能です。

広島だけでなく、東京から福岡まで全国8拠点を展開しています。安定した会社との長い付き合いを望む場合にもおすすめです。

2.株式会社オプトプランニング 

企画コンサルティング、システム開発、運用保守の連携するトータルサービスを提供する会社です。システム開発についても、その設計や仕様を決める段階から、コンサルティングを受けられます。社内にシステム開発に詳しい人材がいなくても、しっかりコミュニケーションを取りながら開発を進められるでしょう。

また、クラウド事業でノウハウを蓄積していることも特徴です。システム開発と同時に、社内のDX化、クラウドの活用を推進したい場合にも、適したコンサルティングを受けられます。

教育ICT分野でも知見を持つため、システム開発後の運用サポートや、社員教育の面でも安心です。

3.株式会社ウインシステムズ

株式会社ウインシステムズは、まだパソコンが一般に普及する以前の1987年に設立されました。その頃から蓄積された、業務用システム開発を中心にノウハウを持っています。

特に、ホール管理システムやチケット販売システム、自動車教習所予約システム、介護記録システムや定期巡回・随時対応支援システムなど、特定の業種に豊富な実績があります。

システム開発全般に加え、上記の業種についてはパッケージ化されたシステムを提供しているのも特徴です。一から開発することなく、最低限のカスタマイズで自社のニーズに適したシステムを実現できる可能性があります。

4. 日本アイビーエムデジタルサービス株式会社

かつての日本アイビーエム中国ソリューション株式会社が、2022年に日本アイビーエムデジタルサービス株式会社へ統合されました。IBMグループの中のシステムインテグレーター事業を担う会社です。

システム開発だけでなく、企画・設計・保守・運用に関わるコンサルティングや技術支援も行っています。高い技術力と豊富なリソースを持ち、大規模なシステムの開発・運用にも対応できます。信頼性が非常に高いことも特徴です。

大規模で複雑なシステムの開発が要求される場合や、強固なセキュリティ性が必要な場合には、優先的に候補にあげられます。ただし、コストは高くなるため、比較的小規模な事業には向かないのも特徴です。

5.株式会社ワークジェイ

株式会社ワークジェイは2002年に創業しました。まず求人情報サイトの開発と運営から事業を開始し、その後、システム開発の受諾も手がけるようになった会社です。

そのため、ホームページの制作・運用、特にBtoCのマーケティングに関して知見を持っています。システム開発と共に、ホームページを作成しSEOを含めた集客や販売促進を行う場合には、外注の候補となるはずです。特に求人情報システムやECシステムの領域でノウハウを蓄積しています。

6. 株式会社サンネット

株式会社サンネットは、1962年に株式会社中国計算センターとして設立されました。コンピューターが一般に普及していなかった頃から、電産処理に関わってきた会社です。

その後、NECと業務提携し、幅広い分野へ業務を拡大しました。そしてパソコンの一般への普及に伴い、業務用システム開発も開始しました。中でも医療関連や電子カルテ、行政機関のシステムなど、信頼性を必要とされる分野での実績が豊富です。

2013年、創業50年の際に、現在の株式会社サンネットに社名を変更しています。

7. 株式会社レイアウト

株式会社レイアウトは、2012年創業の会社です。システム開発よりも、WEBサイトの制作・管理に重点を置いています。クリエイティブにこだわったWEBサイトの開発を得意としています。

また、WEBサイトを立ち上げた後のサポートが可能な点も強みです。日々のサイト更新や、SEO対策などに役立つツールを開発・提供しています。バックヤードのシステムではなく、WEBサイトを中心にシステムを構築したい際には候補となる会社でしょう。

8. 株式会社エースシステムズ

株式会社エースシステムズは1982年の設立、すでに40年以上の歴史を持っています。また、従業員数は109名、事業所は広島の他、大阪、名古屋、東京などにも展開しています。比較的大きなシステム開発会社です。

そのため、外注できる内容も多岐にわたります。システム開発はもちろん、運用支援やクラウド導入まで依頼できます。また、クライアントの要望をしっかりヒアリングし、より良いソリューションを提案することも得意としている会社です。

9. 株式会社ハイエレコン

設立は1982年、広島に本社を置き、東京や大阪などにも支社を展開しています。売上高も50億円を超える安定した企業です。システム開発全般に精通していますが、教育・公共・医療・福祉・卸売・製造・建設業・証券業には特に強みを持っています。また、日立製品を中心としたインテグレーションが得意なので、自社の現状の基盤を活かせる場合には魅力的です。

10. 株式会社コアソフト

株式会社コアソフトは、東京都台東区に本社を置いています。システム開発と運用に関するコンサルティングはもちろん、その他にも幅広い事業を行っているのが特徴です。

WEBサイト制作、バーチャルコンテンツ制作、アプリ制作も依頼できます。システム開発にとどまらず、ITに関してさまざまなことを相談したい場合にも検討したい会社です。

11. デジタルソリューション株式会社

デジタルソリューション株式会社の強みは、CAE解析で培った技術です。構造解析、流体解析、数値解析や、さまざまな分野での工学的シミュレーションを可能にするシステムの開発ノウハウを蓄積しています。

また、IoTデバイスの活用も得意分野です。工場の管理システム開発にも高い技術力を持っています。

12.第一実業株式会社

第一実業株式会社は、国内外における産業用機械のサプライヤーです。製造業や物流事業、ヘルスケア部門などを得意としています。

あらゆる生産現場の技術支援や効率化に関する提案が可能で、設備のコーディネートからシステム開発、アフターフォローまで依頼できます。

システム開発外注における失敗事例

システム開発を外注する際には、開発会社の選定の他にも注意点があります。良いシステム会社を選んだとしても、開発過程で失敗してしまうこともあるので気をつけましょう。ここでは、よくある失敗事例を紹介します。

納期が長引いた

基本的に、システム開発会社は発注元の要望を汲み取ってシステムを開発します。そのため、例えシステム開発会社側に技術力があっても、どのようなものを開発すべきかわからなければ、システムは完成しません。

開発したいシステムの仕様をシステム開発会社に正確に伝えるためは、発注する側でも用意すべきことがあります。必要なシステムをはっきりさせ、要件定義をしなければ、作り上げるシステムについて開発会社と共通の認識が構築できないのです。その場合、開発が滞り、納期が長引いてしまいます。

また、開発を進めるうちに、システムの完成形についての認識がずれていくこともあります。その場合、完成前に修正が必要です。修正のための手戻りが発生すると、やはり納期は延びてしまいます。

これらの失敗を防ぐために、綿密にコミュニケーションを取れる体制を整えなければなりません。

開発コストが高くなった

開発コストが予想以上に高くなる主な原因は2つあります。

まず、当初計画したスケジュールを最優先することです。納期を意識することは大切です。しかし、思い通りに開発が進んでいないのに納期だけを守ろうとすると、無理に増員することにもなります。その分だけ見積もり以上のコストがかかってしまうのです。

もうひとつは発注元の準備や認識不足です。システムにどのような機能が必要か、自社内でしっかり調査してから発注しなければなりません。開発開始後に、あれもこれもと追加すると、見積もりに比べて著しくコストが膨らみます。

また、発注元にシステム開発に詳しい人材がいない場合にも注意が必要です。このような機能を実現するにはこれくらいのコストがかかる、といった認識がずれることがあるためです。その認識のずれが積み重なると、最終的な開発費用のずれは大きなものになってしまいます。

よくある質問

開発費用はどのように決まりますか？

開発費は「人月×人月単価×開発期間」で表されることが多くなっています。「人月」は、作業量を示す単位です。1人月ならば、1か月に1人がこなせる作業量となります。「人月単価」は、1人月あたりの費用です。つまり、1人が1か月開発をする際の人件費と考えてください。「開発期間」は、システム開発にかかる期間です。

たとえば、人月単価を800,000円とする人員が5人で開発した場合に5か月かかるシステムでは、5（人）×5（か月）×800,000円=20,000,000円となります。

納期はどれくらいを見込むべきですか？

納期は開発するシステムの規模や複雑さで決まります。

一般的な規模の企業の基幹システムであれば、開発期間は6か月〜12か月です。大規模な企業の場合には2年以上を要することもあります。ただし企業内の事業部のみで使う会計システムや、ECサイトの管理システムなど、比較的小規模なものであれば数か月で開発可能です。

また、開発人員数や開発工程によっても左右されます。当然ながらシステム開発を担当する技術者の人数を多くすれば、納期は短縮できます。ただし、プロジェクトを管理するコストが上がる点には注意しましょう。

大規模なシステムは一般的にウォーターフォールモデルで開発を進めます。アジャイルモデルを採用すれば、短期間でのリリースが可能です。ただし、アジャイルモデルでは開発中や運用開始後にも柔軟な対応が必要となります。

まとめ

システム開発を外注する場合、開発会社の選び方が大切です。特に広島は大きな都市なので、システム開発会社も多くあります。そのため、各開発会社の特徴や強みを理解して、自社の要望や業種と合った会社を選ぶ必要があるのです。

システム開発会社選びのポイントを理解して、外注する会社を選びましょう。

まず、自社が開発したいシステムに近い実績があるか、サポート体制が整っているかを確認します。長期的なサポートを受けることが理想なので、業績が安定しているかもチェックすべきポイントです。

また、担当者との相性を含め、コミュニケーションが取りやすく意思疎通できる開発会社を探しましょう。3〜4社の見積もりを比較することで、それぞれの開発会社の特徴が見え、選びやすくなります。

システム開発は難しいと感じるかもしれませんが、自社のビジネスを発展・拡大、あるいは効率化させるためには欠かせません。

相談しやすいパートナー企業を見つけることで、成功への近道ともなります。自社のビジネスを成長させるために、ぜひシステム開発にも前向きに取り組んでください。

もしもシステム開発にお悩みでしたら、ぜひツクル事業部にご相談ください。特に受発注システムの開発や、事業の立ち上げから販路拡大までフルサポートいたします。

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