【初心者向け】MakeでBubbleのデータをCSVエクスポートする

BubbleのデータをCSVにする

本記事では、Makeを使用してBubble内のデータをCSV形式でエクスポートする方法を解説します。

そもそもBubbleとMakeの使い方がわからないという方は、以下の記事を先にご覧になることをおすすめします。

BubbleとMake(旧称:Integromat)の登録から簡単な使い方について解説しています。

 

1.Bubbleの設定

MakeがBubbleのデータベースにアクセスするには、Bubble側の設定が必須です。

Bubbleのデータベースを外部から参照するには、Bubbleアプリの有料プランが必須となります。

STEP.1
Bubbleエディタで、Makeがアクセスするためのデータタイプを作成します。

データタイプの名称は必ず「mytable」にしてください。データフィールドは任意の項目で構いません。

mytableデータの詳細

STEP.2
Settings > APIを開きます。

SettingsタブのAPI設定

STEP.3
"Enable Data API"を有効化し、mytableのチェックボックスにチェックします。

Enable Data APIにチェック

STEP.4
Generate a new API token"をクリックし、"Private key"をクリップボードにコピーしておきます。

API tokenを発行

 

2.Makeでシナリオを作成する

STEP.1
Makeエディタを開き、新規シナリオを作成します。

STEP.2
"Bubble - Search Data Things"モジュールを追加します。

Bubbleモジュールの追加

STEP.3
Connection > Addをクリックし、Bubbleとの接続を設定します。

Bubbleモジュールの接続設定

Connection name: 接続設定の保存名です。任意の名称を設定して下さい。

Domain Type: Bubbleアプリに独自ドメインを設定していなければ”Application Domain”、設定していれば”Custom Domain”を選択して下さい。

Application name: Domain TypeでApplication Domainを選択した場合は、Bubbleアプリの名称を入力します。

Custom Domain URL: Domain TypeでCustom Domainを選択した場合は、ドメインのURLを入力します。

API Token:先ほどコピーしたBubbleのPrivate keyを入力します。

Environment: 開発環境で使用する場合は”Development”、本番環境で使用する場合は”Released”を選択します。

STEP.4
"Type name"はmytableを指定します。

Bubbleモジュールの設定

STEP.5
"Run once"をクリックして、一度シナリオを実行します。

実行しないとmytableの各データフィールドが表示されないため、この後の設定ができません。

STEP.6
"CSV - Create CSV(advanced)"モジュールを追加します。

CSVモジュールの追加

STEP.7
Data structure > Addでデータ項目を登録します。

CSVモジュールの構造設定

STEP.8
登録した項目に、Bubbleモジュールの値を指定します。

CSVモジュールの設定

STEP.9
Google Drive - Upload a File"モジュールを追加します。

Googleドライブモジュールの追加

STEP.10
Connection > Addをクリックし、任意のGoogleアカウントで認証します。

STEP.11
Googleドライブ内のフォルダを指定し、ファイルの保存名、データを設定します。

Googleドライブモジュールの設定

これでシナリオが完成しました!

3.実行結果

Bubbleにデモデータを入れてから、実際にシナリオを実行します。

実行結果

Googleドライブの指定フォルダにCSVファイルがアップロードされました!

エクスポートしたCSV