Bubbleで作ったWebアプリをSEO対策する方法とは?

こちらの記事は、SEO Strategy for Bubble Web Applications — Full Guideを元にBubbleで作成したWebアプリを検索エンジンに最適化する方法を解説します。

サービスが失敗する原因として、多くのユーザーを獲得できないことが挙げられます。
Bubbleで作成したサービスの認知度やアクセス数を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?

その答えは、SEO対策(検索エンジン最適化)です。
SEOは非常に難しく、時間がかかり、コントロールできないものだと思われがちですが、実際にはいくつかのルールが存在します。

本記事では、BubbleのSEO対策の方法について解説していますので参考にしてください。

また、そもそもBubbleって何?という方は以下の記事を参考にしてください。

 

Bubbleで作ったWebアプリを検索エンジンに最適化する方法とは?

Bubbleで作ったWebアプリを検索エンジンに最適化する方法を3つの章に分けて解説します。

  1. コンテンツとキーワード
  2. BubbleのSEO設定
  3. SEOの改善

順番に解説します。

 

1.コンテンツとキーワード

まず最初に、Keyword.ioやGoogleキーワードプランナーなどでキーワード収集をしていきます。

キーワードにはさまざまな特性がありますが、重要なのは検索ボリュームと難易度です。

 

検索ボリュームとは

検索ボリュームを見ることで、そのキーワードがどれくらいの頻度で、何回検索されているかが分かります。

 

難易度とは

ここでいう難易度は、キーワードごとの上位表示させるための難易度を指します。
キーワードによって競合の強さが異なり、上位表示の難易度が大きく変わりますので、難易度の高いキーワードは極力避けるようにしましょう。 

その他にも収集したいものとして、検索クエリがあります。検索クエリには3つのタイプがあると言われています。

  • ビックキーワード
    1~3語で構成され、より一般的で、ニッチ全体に関連するものです。通常、ボリュームが大きく、難易度が高い傾向にあります。例えば、「ノーコード」、「Bubble」、「ノーコードアプリ」などの検索クエリがこれにあたります。SERPで上位に表示されれば、多くのトラフィックをもたらしますが、かなり難易度は高いです。
  • ミドルキーワード
    より正確で具体的、ターゲットにするのはそれほど難しくないですが、それでもランクインするのは簡単ではありません。例で言うと
    「Bubbleテンプレート」、「ノーコードで学ぶ」などになります。
  • ロングテールキーワード
    ニッチな検索クエリで、詳細なもの。この検索クエリを書いている人は、自分が何を検索したいのかを正確に把握しており、すでに下調べを済ましていると考えてください。例を挙げると、
    「Bubbleで作るマーケットプレイスのテンプレート」、「ノーコードでAirBnbのようなアプリの作り方 」、「Zeroqode ノーコードアプリテンプレート」。これらは最も少ない流入数ですが、「購入する、またはサービスを利用する準備ができている人々」である可能性が高いです。ウェブサイトのテキストには、ショートテール、ミドルテール、ロングテールのすべてのタイプのキーワードを含める必要があります。よくある間違いは、ショーテールに狙いを定めてしまうことです。歴史が短く、まだまだ実績の少ない新しいサイトのドメイン評価は、競争するには弱すぎます。コンテンツを改善しましょう。

 

2.BubbleでのSEO設定

次にSEO設定をする必要があります。

設定項目は以下が挙げられます。

  1.  robots.txt ファイルを設定する
  2.  sitemap.xmlを生成する
  3. メタタイトルと説明文を最適化する
  4. コンテンツと<H1>見出しを最適化する
  5. すべての外部へのリンクにrel=”nofollow “を追加する
  6. IDのない「美しい」URLのみを使用する
  7. Microdataを利用する
  8. 多言語対応の設定をする

順番に解説します。

 

2.1 robots.txt ファイルを設定する

まず最初に行うべきことは、robots.txtファイルの設定です。

ロボットは評価システムに従い、訪問者にとって役に立たない、興味のないページがないかを評価します。しかし、検索ロボットがサイトの有用性を完璧に評価することはできません。

例として、技術的に必要なページや、ユーザーが見ることを意図していないページでサイト全体が評価されてしまう場合があります。ユーザーにとって役に立たず、面白くもないと判断され、検索結果の順位を下げてしまう原因に繋がる可能性があります。

    • robots.txtの作成について

robots.txtは、どのウェブ文書とディレクトリをインデックスするか、しないかクローラーに指示するために使用されます。検索エンジンはまず、このファイルに記されている条件を見にいきます

技術的なページ、管理者用ダッシュボード、重複コンテンツなど、検索ロボットによって評価されるべきではない情報をインデックスから除外する必要があります。

Bubbleのサイトではどんな場合でも「?escape_fragment=」を閉じないことが重要です。

ロボットはこのアドレスであなたのページのHTML版を受け取ります。

これは、Bubbleエンジンでのみ使用されるサービス・パラメーターです。そして、これを閉じることは、Bubbleアプリに悪影響を与えます。

実際に私たち自身もミスを犯すところでした。

これらのURLアドレスを閉じたら、メインページがSERPから飛び出しそうになったのです。

    • Bubbleでrobots.txtファイルを見つけるには?

Bubbleアプリをエディタで開き、設定 >> SEO/metatagsタブに移動します。

robots.txtを作成するとこんな感じになります。

User-Agent: GoogleBot
Allow: *

さらに、「Disallow:」というディレクティブを使って、閉じるべきものはすべて閉じます。

個人用ダッシュボードを閉じる必要がある場合は、その旨を表示します

Disallow: /personal/

例えば、個人用ダッシュボードのURLパスが “personal “である場合。

そして、「/personal/」で始まるURLはすべてクローラーにインデックスされなくなります。

終了後、ファイルがどのようになったか確認してください。これを行うには、 www.*your-site-name.com*/robots.txt にアクセスしてください。

 

2.2 sitemap.xmlを生成する

これは、検索ロボットにサイトのURLを明示するために必要な設定です。

バブルの内部ツールで可能で設定可能です。

*検索結果に表示するページのみをロボットを設定してください。

 

2.3 メタタイトルと説明文を最適化する

ページの説明文を180字以内で記載してください。

記載する際に上位表示したいキーワードを文中に含ませるようにしましょう。

ユーザーはページをクリックするときに、説明文を高い確率で読みますので、ページの内容が大まかに分かる文章にすることが重要です。

 

2.4 コンテンツと<H1>見出しを最適化する

ページで狙いたいキーワードを左詰めで記載しましょう。

基本的にページタイトルとH1タグの文章は同じで大丈夫です。

*H1タグは1ページ1つのみに設定してください。

 

2.5 外部へのリンクを閉じる

すべての外部へのリンクにrel=”nofollow “を追加してください。

 

2.6 IDのない「美しい」URLのみを使用する

Bubbleアプリのスラッグ機能を使いましょう。

 

2.7 Microdataを利用する

あなたのBubbleアプリのSEOのための必需品。

 

2.8 多言語に対応する

様々な国からの視聴者がいる場合、実装しておくと便利なものです。Googleアナリティクスによると、あなたのオーディエンスに最も人気のある2つか3つの言語を選択します。

Zeroqodeでノーコードを探求してください。Bubbleアプリのテンプレート、プラグイン、Bubbleのネイティブソリューション、そしてノーコードコース。

 

3. Bubbleアプリの可視性とSEOを向上させることができるアクション

最後にSEOにおいて良い効果をもたらすアクションを解説します。

 

3.1Googleサーチコンソールにサイトを追加する

全4バージョンのサイトを登録する。

  • http://www.site.com
  • https://www.site.com
  • http://site.com
  • https://www.site.com

登録は、レジストラのDNS-recordを介して行うことができます。

メインバージョンでは、sitemap.xmlタブで、2項で生成したsitemap.xmlをフルパスで指定します。

 

3.2プロジェクトをオンラインで公開する

SNS(Twitter・Facebook・Instagramなど)のアカウントを作成し、コンテンツを販売し、SNSアカウントから作成したアプリにリンクを送信することでSEOに良い結果が得られます。

YouTubeにアカウントを作成し、ビデオコンテンツで製品やサービスを紹介することもおすすめです。

動画コンテンツは、YouTubeだけでなく、検索結果でも上位に表示されます。少ない労力でアプリに流入増加が期待できます。

 

3.3リンク構築

ニッチなディレクトリにサイトを登録し、人気のあるフォーラムにアカウントを登録することで、サイトのドメインに良い影響を与えます。

これらは、あなたのアプリケーションのニッチに関連するサイトだけでなく、関連する分野でもかまいません。

例えば、リフォーム用の商品を扱うオンラインマーケットがあれば、建設業に関連するカタログに登録することがおすすめです。

 

3.4PRと検索エンジンの評判管理

カタログに加え、PRもリンクビルディングにおいて重要な役割を果たします。

例として以下のPR方法が挙げられます。

    • ゲスト投稿

独立した著者としてコンテンツを提供できるウェブサイトを探し、あなたの専門知識や意見を提供します。

ゲスト投稿に関するいくつかのガイドは、ここで見つけることができます。

    • リンク交換

この点はゲスト投稿に似ています。あなたは、他のリソースと交渉して彼らがあなたのコンテンツを公開し、あなたが彼らのコンテンツを公開し、互いのウェブサイトへのリンクを含むことができます。

 

3.5セマンティック・コアを拡大し、常にプロジェクトに取り組む

常に新しい情報を提供することで、検索結果にいい影響を与えます。

 

3.6コンテンツの継続的な最適化と改善

コンテンツマーケティングは大きなテーマですが、ここでは3つの重要なヒントを紹介します。

    • ユニークなコンテンツ

上位表示させるためには、独自性のある文章であることが重要です。

そのトピックについて、専門的で詳細な見解を示すことができれば、より効果的です。ケーススタディ、インタビュー、専門家の意見を引用することも効果的です。

しかし、他人のデータを参考にする際はそのまま使ってはいけません。独自のデータを追加し、言い換え、異なるフォーマットで提示するようにしましょう。

例えば、データを美しく視覚化する、テキストの代わりにインフォグラフィックスを作るなどです。

    • ブロックやメディア・グラフィック・コンテンツ(写真、動画、GIF)ごとに分類する。

セッション時間や直帰率といった人間の行動を表す数値だけでなく、ページのコンテンツの読みやすさやなども重要です。

テキストだけでなく、画像や動画で表現された情報は、検索エンジンに良い影響を与えます。

    • そして最も重要なのは、関連性のあるコンテンツ

関連性のないコンテンツは、ユーザーをあなたのウェブアプリケーションから遠ざけるだけでなく、検索エンジンの評価にも悪影響を及ぼします。

洗練された検索エンジンのアルゴリズムは、あなたのコンテンツの有用性、独自性、読者との関連性を追跡します。

キーワードや記載されたトピックにマッチしないページは、悪影響を及ぼします。

 

まとめ

SEOは決して難しいものではなく、将来への投資であることを忘れないでください。SEOのトラフィックは、ユーザーがGoogleの検索結果を信頼しているため、コンバージョン率が最大となります。

ご質問がある場合は、当社のサポートチームとフォーラムは、いつでもお手伝いする準備が整いました。

引用記事:SEO Strategy for Bubble Web Applications — Full Guide