こちらの記事では、Wagbyについて解説しています。
Wagbyの評判・価格・使い方など詳しく解説していますので、参考にしてください。
Wagbyとは?特徴は?
画像出典:Wagby
Wagbyとは、クラウド&ビジュアルプログラミング環境を提供するノーコード開発プラットフォームです。
業務改善系のアプリの開発に適しており、日本産ということから、初めて扱う方にも使いやすいノーコードツールです。
アプリの開発にプログラミングは必要なく、モデルというデータを入れる箱を作成、ブロックを並べるだけなどの簡単な操作で開発できます。
また、Wagbyはクロスプラットフォームに対応しています。開発したアプリは、パソコンだけでなくiPhoneやAndroidでも利用することができます。
加えて、外部データベースや他社ソフトとも簡単に連携できる点も特徴です。
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- Wagby EEについて
Wagbyには、さらに高機能かつ基幹システム向けのローコード開発プラットフォームである「Wagby EE」もあります。
Wagby EEはローコードであることから、プログラミングの知識が必要ですが、より柔軟で複雑な開発に対応しています。
Wagby EEにつきましては、無料のセミナーや公式サイトによって詳しく解説されていますので、そちらを参考にしてください。
Wagbyの評判は?
Wagbyの評判はどうなのでしょうか?
評判を元にWagbyのいい点と悪い点を解説します。
緊急立ち上げの案件にて速やかに構築・リリースが可能です。
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- 良いポイント
業務や案件でよく利用する機能を構築したリポジトリを標準として用意しておくことで、
システム構築の依頼があった際に、短い期間で業務を立ち上げることができます。
また、標準として基本機能を社内に周知しておくと依頼者が事前にイメージできるので
業務固有の対応だけで済み、依頼者・開発者ともに負担が少なくなると思います。
テスト環境での確認が簡易なため、エディタでの変更時にデバッグや仕様確認が容易です。
また、公式ページのドキュメントがしっかりしているため、簡単に使う分には未経験でも開発をしやすいと思います。
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- 改善してほしいポイント
できることが多い分、設定が煩雑になっているように感じます。
入力項目の設定を個々のモデル項目で行うのか全体の設定で行うのか等、
説明を見ると同様の機能に触れているようでどこを操作すれば実装できるのか迷うことがあります。
ノンプログラミングで、開発工数・保守工数の削減が可能
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- 良いポイント
そのため、素早い立上げが可能です。
こういったツールに共通することだと思いますが、拘った細かい画面の微調整には知識が必要になると思いますが、
必要十分な画面であれば、簡単に作成できます。
ユーザにデータを入れさせる、検索させるといった、情報蓄積・共有のためのシステムであれば簡単に作成できると思います。
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- 改善してほしいポイント
入れたデータを可視化するような機能があると良いと思います。レポートやダッシュボードなど
404などのエラーになる場合があり、フルビルドすると事象が解決したりする。
ビルドなどの速度が遅い
エラー内容が分かりにくい
細かい画面周りの設定変更
素早くアプリケーションを開発できます。
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- 良いポイント
Javaの知識がなくても簡単なアプリケーションであればコードを書くことなしで素早く開発が可能です。
また、コードを書かずにWagbyの設定のみで出来る事が豊富にある為、その点も便利です。
簡単なプログラムを作成できる人であれば、「Wagby+ローコード」で実装する事により、より一層出来る事の幅が広がります。
また、国産の開発ツールなのでマニュアルも日本語で作られていてその辺もありがたいです。
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- 改善してほしいポイント
Wagbyの設定のみで出来る事が豊富にある反面、マニュアルの量が膨大となっている。それは仕方ないにしても、FAQみたいな形式で実装したい内容に関して、どうすればよいか、という観点からマニュアルが逆引き出来るようになるとより良くなる。
Wagbyの評判をみてみると、良い評判が多かったです。
日本産のノーコードツールということもあり、初めて利用する方でも簡単に操作できるようですね。
Wagbyの価格は?
Wagbyはユーザー登録数の上限がありません。
同時に何名の利用者がアクセスしているかという同時接続数で料金が決まる仕組みです。
ライセンス | 開発者ライセンス | 同時接続ライセンス | モデル項目 |
---|---|---|---|
料金/月 | 6,600円/月 | 3,300円/月 | 1,100円/月 |
内容 | 開発者1名が利用します。 開発と検証環境ならびに3回/月のサポート対応が含まれます。 |
本番環境を同時に何名で利用するかを指定します。 システムに登録するユーザー数では課金されません。 |
標準では300項目規模のデータベースを利用できます。 50項目ずつ追加することができます。 |
計算例(キャンペーン適用)
構成 | 月額運用費 |
---|---|
1開発者 3同時接続ライセンス 300項目規模 |
16,500円/月 |
1開発社 5同時接続ライセンス 300項目規模 |
23,100円/月 |
1開発社 5同時接続ライセンス 50項目規模 |
27,500円/月 |
多くのクラウドサービスは登録ユーザー数で課金します。
そのためあまり利用しないユーザーであっても料金が発生してしまうデメリットがありました。
比較してWagbyは、同時接続セッション課金方式を採用しているため、月額利用料金を大幅に抑えることができます。
また、3月末までリリース記念として同時接続ライセンス2倍キャンペーンが開催されています。
通常の同時接続ライセンス1つ分の価格で、2ライセンスご利用いただけます。
Wagbyの導入を検討している方は、この機会に導入する事をおすすめします。
Wagbyを実際に使ってみた!使い方を解説!
こちらの章では、実際にWagbyを使ってみます。
無料トライアルへの登録方法から簡単な操作画面の使い方を解説していますので、参考にしてください。
Wagbyを利用する際の注意点として、対象ブラウザがGoogle chromeのみとなっている点が挙げられます。
もし、正常に動作しない場合はブラウザをchromeに切り替えて再度お試しください。
Wagbyに登録
まずWagbyに登録しましょう。
Wagby公式サイトにアクセス。
- メールアドレス
- パスワード
上記を入力後、「アカウントを作成」をクリックしてください。
メールに添付されているURLをクリックしてください。
設定したメールアドレスとパスワードを入力してください。
無料トライアルの場合は、以下の2点を入力してください。
- ユーザーID➜user
- パスワード➜wagby
操作画面の説明
操作画面の説明します。
モデル
データを入れる箱のような役割をするものをWagbyDesignerでは「モデル」と呼びます。
Wagbyを使った開発は、実現したい機能に基づいて「モデル」にどのようなデータを入れるかを設定していくことで進んでいきます。
メニュー
アプリケーションのメニューボタンの並び替えや配色の変更をはじめ、さまざまなカスタマイズを行うことができます。
環境
アプリケーション名やメールサーバの設定などが行えます。
ビルド
Wagby Designerで行った設定内容に基づいたアプリケーションを生成します。
運用
変更履歴、統計情報など運用に関する情報が確認できます。
その他詳しい使い方につきましては、Wagby公式サイトによって詳しく解説されていますので、参考にしてください。
Wagby|まとめ
画像出典:Wagby
Wagbyについて解説しましたが、参考になったでしょうか?
業務改善にお悩みの方は、一度Wagbyを利用してみることをおすすめします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。